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評価案件ID mob07018000054
タイトル 口蹄疫について ②
公表日 2010年8月9日
問い合わせ・意見 宮崎県で口蹄疫が発生し、多数の牛や豚が罹患しているようですが、牛肉や豚肉を食べても大丈夫でしょうか。
問い合わせ・意見分類 その他
コメント元 食品安全委員会
コメント (平成22年5月分)
ご質問の牛肉などの安全性についてですが、口蹄疫が発生した農場では、感染が疑われるとの報告があった時点で家畜の移動が自粛されており、口蹄疫にかかった家畜の肉や牛乳が市場に出回ることはありません。また、人が感染することはなく、仮に口蹄疫にかかった家畜の肉を食べたり牛乳を飲んだりしても人体に影響はありませんので、国民の皆様には、冷静に対応していただきますようお願いします。
なお、口蹄疫は、ひづめが偶数の「偶蹄類」の家畜(牛、豚、ヤギなど)や野生動物(ラクダ、鹿など)がかかる病気で、人に感染することはありません。家畜などが感染すると、発熱したり、口の中やひづめの付け根などに水ぶくれができたりするなどの症状が出ます。
成長した家畜が感染しても死亡率は数%程度といわれていますが、発病すると食欲が無くなったり、歩くことができなくなったりして、産業動物としての価値を失うため、経済的な被害が大きくなります。また、ウイルスの伝播力が非常に強いため、周辺にいる動物にウイルスをうつさないための措置が必要となります。
このため、口蹄疫が発生した農場の家畜を殺処分したり、周辺農場の牛や豚の移動を制限したりしています。

(参考)
・宮崎県における口蹄疫の発生について (食品安全委員会)
http://www.fsc.go.jp/sonota/kouteieki_220420.pdf
・口蹄疫について知りたい方へ (農林水産省)  http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/syh_siritai.html
・口蹄疫(Foot-and-mouth disease(FMD)) (動物衛生研究所)
  http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/FMD/index.html
・口蹄疫に関する情報 (農林水産省)
  http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html
・口蹄疫への対応 (首相官邸)
  http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/kouteieki/index.html
・口蹄疫に関する情報提供について (宮崎県)  http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/h22kouteindex.html

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