Q&A詳細

評価案件ID mob07016000043
タイトル 食品安全の新しい規範について
公表日 2009年6月16日
問い合わせ・意見 HACCP、ISO22000、AIB食品安全システム等の導入は経費がかかり過ぎることに難点がある。地方自治体ごとの食品安全認定制度も普及が進まない中、幅広い取組の可能な、何らかの新しい食品安全の規範の検討が必要だと思う。
問い合わせ・意見分類 食品衛生関係
コメント元 農林水産省
コメント (平成21年3月分)
新しい食品安全の規範の検討が必要とのご意見ですが、食品の安全性につきましては、食品衛生法に基づく規制が遵守されることにより確保されているものと考えております。その上で、HACCP等の工程管理手法は食品のより高い安全性を確保するための高度な衛生管理手法であり、食品の安全性の一層の向上を図るためには、その導入を促進することが重要と考えております。
農林水産省が実施した調査によれば、HACCP手法の導入を検討している企業の問題点として、①「施設整備に多額の資金が必要」、②「責任者・指導者の人材不足」、③「モニタリング・記録管理等の人的コスト」等が挙げられており、特に企業規模が小さくなるほど、こうした資金面と人材確保が大きな課題となっていると認識しています。
こうした問題に対して、農林水産省では、HACCP手法の導入、運用時の負担の軽減を図るため、「食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法」(通称「HACCP法」)に基づくHACCP手法導入時の施設整備に対する(株)日本政策金融公庫の長期低利融資等の支援措置を講じていることに加え、低コストHACCP導入モデル開発、人材育成研修等の取組への支援を行っているところです。以上のような取組を通じまして、今後ともHACCP等の工程管理手法の普及を一層推進し、食品の品質・衛生管理の徹底を図って行きたいと考えております。

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