Q&A詳細
評価案件ID | mob07013000010 |
タイトル | 遺伝子組換え食品のアレルギーに関する評価について |
公表日 | 2009年6月16日 |
問い合わせ・意見 | 遺伝子組換え食品の安全性を評価する際には、アレルギーに関してどのようなことを調べているのか。 |
問い合わせ・意見分類 | 遺伝子組換え食品等関係 |
コメント元 | 食品安全委員会 |
コメント | 食品安全委員会では、遺伝子組換え食品の食品健康影響評価に当たり、主に、遺伝子組換えによって新たに付け加えられたり、除かれた全ての性質と、遺伝子組換えによって予期しない悪影響が生じる可能性がないかという点等について、これまでに食べられてきた食品と比較し、評価を行っています。 その内、アレルギー誘発性に関しては、まず次の4事項について調べ、挿入された遺伝子により作られるタンパク質の発現量も含めて総合的に判断した上で、安全性を確認しています。 (1)挿入する遺伝子を提供する微生物又は植物等についてアレルギー誘発性の報告があるか。 (2)挿入された遺伝子により作られるタンパク質がアレルゲンであるという報告があるか。 (3)挿入された遺伝子により作られるタンパク質が消化や加熱に対して安定であるかどうか。 (4)既に分かっているアレルゲンとなるタンパク質と挿入された遺伝子により作られるタンパク質の構造が似通っていないか。 なお、上記4項目でアレルゲンとなり得る可能性が否定できない場合は, (5)挿入された遺伝子により作られるタンパク質とアレルギー患者血清中のIgE抗体との結合能の検討が行われ,さらに疑わしい場合、皮膚テスト、経口負荷試験等の臨床試験が求められることになります。 食品安全委員会の季刊誌「食品安全vol.5」でも『遺伝子組換え食品のリスク評価を理解する』という特集を組んでおりますので、ご覧ください。 http://www.fsc.go.jp/sonota/5gou_2.pdf また、詳しくは、食品安全委員会ホームページに安全性評価基準を掲載しておりますのでご参考になさってください。 http://www.fsc.go.jp/senmon/idensi/index.html <!--PAUSE--> |
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