会議資料詳細

化学物質・汚染物質専門調査会 第5回鉛ワーキンググループ

開催日:
2009年2月10日
開催者:
食品安全委員会
内容:
1)鉛の食品健康影響評価について
・有害影響を及ぼさない血中鉛濃度を推定するため、小児及び成人に関する文献の内容を検討した結果について小グループから報告された。
小児については、神経系への影響に関する3つのコホート研究及びクロスセクショナル研究に関する文献について報告され、概ね5μg/100ml以上でIQの低下が認められていることが示唆されたと報告された。今後、有害影響を及ぼさない血中鉛濃度を検討するため、他のクロスセクショナル研究の内容を確認するとともに、IQを影響指標とすることの妥当性について確認することとされた。
成人については、ベンチマークドース法により、有害影響を及ぼさない血中鉛濃度として約10μg/100mlが推定されることが報告された。今後、この知見を補足するために、その他の関連する知見についても確認していくこととされた。
添付資料ファイル: