食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06770360149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、卵を使用した製品(egg-based product)中のSalmonella Enteritidis ST11に関連する食品汚染事例に関する技術報告書を公表
資料日付 2026年8月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月11日、卵を使用した製品(egg-based product)中のSalmonella Enteritidis ST11に関連する食品汚染事例に関する技術報告書(15ページ、2026年8月11日採択、doi: 10.2903/sp.efsa.2026.EN-10303)を公表した。概要は以下のとおり。
 サルモネラ・エンテリカ(Salmonella enterica)は、依然として欧州連合における集団食中毒の主要な原因の一つである。Salmonella Enteritidisは、集団食中毒において最も頻繁に報告される血清型であり、卵及び卵製品が主要な感染媒介物となっている。優勢なsequence typeであるST11は世界中に分布しており、各系統内のゲノム多様性が限られた複数の系統群から構成される。そのため、疫学的に関連のない分離株間においても全ゲノムシークエンス解析(WGS)プロファイルが非常に類似することがあり、アウトブレイク調査が複雑化する場合がある。
 本報告は、2026年5月から7月にかけてフランスで特定された食品汚染事例について記述しており、地理的に分散して発生した4件の異なるS. Enteritidis ST11集団感染に関する。疫学的及び微生物学的調査により、卵を使用した自家製の製品が感染媒介物であることが確認された。このことは、患者宅から採取された卵及び卵を使用した製品から5株の食品分離株が確認されたことよってさらに裏付けられ、これらは2つの異なる株に属していた。これらの分離株は、フランスで発生した4件の集団感染の2種類のヒト代表株と一致した。食品トレーサビリティ調査により、すべての集団感染は、ポーランドの同一食品グループに属する2か所の包装センター及び3か所の採卵鶏農場が関わる共通の卵流通ネットワークと関連付けられた。これらの農場は過去に、2016年から2020年にかけて欧州18か国に影響を及ぼした、卵に関連する複数国にわたる多クローン性のサルモネラ症集団発生と関連していた。過去のこれらの事例と同様に、2026年の本事例においても複数のS. Enteritidis ST11株が確認された。
 同一の生産グループに由来する卵からサルモネラ属菌が繰り返し検出される状況は、持続的なサルモネラ属菌汚染又は卵生産チェーンの上流における再侵入の可能性を示唆する。これらの結果は、垂直的及び/または水平的汚染の考えられる根本原因を特定するためのさらなる調査の必要性を強調している。さらに、2026年にフランス及び他国にまたがるヒト及び非ヒトのクラスターが検出されたことは、本事例が国際的な広がりを有する可能性を示唆しており、さらなる調査が必要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-10303