食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06761260295 |
| タイトル | 国連食糧農業機関(FAO)、科学的文書「次のパンデミックに備えるための、ワン・ヘルスアプローチを通じたレジリエントな食品安全システムの構築」の科学誌掲載を公表 |
| 資料日付 | 2026年7月2日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 国連食糧農業機関(FAO)は7月2日、科学的文書「次のパンデミックに備えるための、ワン・ヘルスアプローチを通じたレジリエントな食品安全システムの構築」の科学誌掲載を公表した。概要は以下のとおり。 FAOが主導した新たな科学的文書は、パンデミックへの備え及び対応の中心的柱として、食品の安全性を強調している。 「npj Science of Food」誌に掲載されたPerspective「次のパンデミックに備えるための、ワン・ヘルスアプローチを通じたレジリエントな食品安全システムの構築(Building resilient food safety systems through a One Health approach to prepare for the next pandemic)」は、パンデミックが、ヒトの健康だけでなく、世界中のアグリフードシステムの安全性、レジリエンス、及び機能に、どのように影響を及ぼすかを検証している。 一般にパンデミックは、臨床的又は疫学的な観点から検討されるが、パンデミックの食品安全システムへの影響は、公衆衛生、消費者保護、及び食料安全保障におけるその重要性にもかかわらず、比較してみると、注目度は低かったと著者らは主張する。 本レビューは、保健上の緊急事態がどのように、食品検査サービス、試験所の能力、サーベイランスシステム、トレーサビリティの仕組み、及び規制監督を攪乱し、食品サプライチェーン全体に脆弱性をもたらし得るかを浮き彫りにしている。COVID-19パンデミックでの経験は、リソースの転用や人手不足が、どのように食品安全上の管理を弱め、食品汚染や食品偽装に関連するリスクを高め得るかを実証した。 本文書は、ヒト、動物、植物、及び環境の間にある、密接なつながりを認識するワン・ヘルスの視点を取り入れている。多くの新興感染症は、野生生物、家畜、食料生産システム、及びヒトの集団が相互に関わる接点が起源となる。気候変動、土地利用の変化、農業の集約化、貿易のグローバル化、及び薬剤耐性の拡大は、これらのリスクにさらに寄与する。 著者らは、食品安全を、集団感染が発生した後に取り組まれる単なる下流の課題として捉えるのではなく、予防、備え、及びレジリエンス計画に関する不可欠な要素として捉えるべきだと強調する。 本文書では、パンデミックへの備えがある(pandemic-ready)食品管理システムを構築するための、5つの優先行動を特定しており、多部門間の連携強化、部門横断的な統合型サーベイランスの実施、食品検査を行う試験所の能力拡大、迅速な対応能力の構築、並びにレジリエントなアグリフードシステム及び緊急事態への備えを支えるための法的枠組み及び規制枠組みの現代化である。 当該文書は、以下のURLから閲覧可能。 https://doi.org/10.1038/s41538-026-00798-4 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
| 情報源(報道) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
| URL | https://www.fao.org/food-safety/news/detail/new-scientific-article-highlights-food-safety-as-a-cornerstone-of-pandemic-preparedness/en |