食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06740680449
タイトル アルゼンチン農畜産品衛生管理機構(SENASA)、旋毛虫(トリヒナ)症の予防に関する情報を提供
資料日付 2026年5月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  アルゼンチン農畜産品衛生管理機構(SENASA)は5月18日、旋毛虫(トリヒナ)症の予防に関する情報を提供した。概要は以下のとおり。
 冬が始まる前に、アルゼンチンでは旋毛虫症のリスクが最も高まる季節も始まる。なぜなら、国内の多くの場所では、低温を熟成工程に利用した、自家製の調製肉(chacinados)、腸詰め肉(embutidos)、塩漬け肉(salazones)の加工が行われるからである。
 そのため、SENASAは、豚由来又は野生動物由来の食品を、生産、加工、及び消費する人々に対する具体的な勧告をもって、年次予防キャンペーンを開始する。
 旋毛虫症は、寄生虫であるトリヒナ属(Trichinella spp.)の幼虫を含有する、生又は加熱不十分な、食肉又は食肉製品(自家製の冷製肉(fiambres)、チョリソ、サラミ又は生ハムなど)の摂取を介して、ヒトに伝播する寄生虫性疾患である。
 こういった食肉又は食肉製品が摂取されると、幼虫はヒトの筋肉に定着する能力をもつ。この疾患の進行は、まぶたの腫れのような特徴的な症候を伴う場合もあれば、発熱、筋肉痛及び下痢といった、より非特異的な症状を伴う場合もあり、摂取した幼虫の数、及び各個人の健康状態によっては、より重篤な病態に至る可能性がある。
 旋毛虫症の中心的な問題は、感染した豚が兆候を示さないことである。これは豚において、この疾患が不顕性であり、症状を示さないこと、及び食肉が色、臭い、味又は外観における通常の特徴を保持することを意味し、このことは、予防が、この疾患を回避するための唯一の有効な手段であることを示している。
1. 養豚業者:自分を守り、生産を守る
 豚の飼育に従事する中小規模の養豚業者は、安全な生産を保証するために、一定の指針を考慮しなければならず、農場内で最良の衛生状態を維持し、動物に対する適正な給餌を実施する必要がある。
 そのため、2つの重要な対策に取り組むことが重要であり、これらの対策は大きな違いをもたらす。
・げっ歯類の駆除プログラムを実施する。げっ歯類は本寄生虫のキャリアであり、豚に対する主要な伝播経路の1つである。
・動物がごみ捨て場に立ち入ったり、他の動物の残骸を摂取したりすることを回避する。生の(食品)廃棄物による給餌は、本寄生虫の生活環を助長する。
 さらに、動物をと畜するたびごとに、寄生虫の存在を除外する目的で、認可された検査機関において食肉(筋肉)検体を分析し、人工消化法(Tecnica de Digestion Artificial)を実施し、食肉又は製品が消費に適していることを保証することが重要である。
2. 表示は、消費者が読むべきもの
 自家製の冷製肉及び豚肉製品の摂取は、この疾患の発生及び拡散に最も寄与する要因の1つである。
 消費者はリスクを回避するために、まず食品に、認可された施設で加工されたことを示す表示があることを確認することが重要である。これは、食肉が該当する検査を通過していることを保証している。
 それから、豚肉の適正な加熱調理を確実に行い、肉片の内部全体が桃色を失っていることを確認することが重要である。これは、仮に感染していたとしても、幼虫の除去に十分な時間、肉全体の温度が70℃を超えたことを保証している。
3. 死骸は放置せず、撤去する
 スポーツとして狩猟を行う者、及び野生動物管理又は自家消費のためにイノシシを狩猟する者には、疫学的連鎖における特定の役割がある。なぜなら、野外に放置された、狩猟活動による残骸は、他の動物に対する潜在的な感染源であり、寄生虫の拡散を助長するからである。
 このため、死骸を適切に撤去及び/又は処分し、その残骸を野外に残さないことが重要である。さらに、動物の肉が自家消費用である場合は、その安全性を保証するために人工消化法を実施すべきである。
 旋毛虫症の予防は可能である。そしてそれは、生産、購入及び食品の加熱調理において適正な習慣を取り入れることにかかっている。
 SENASAの旋毛虫症に関するガイダンスは以下のURLから閲覧可能。
https://www.argentina.gob.ar/sites/default/files/2024/05/guia_final.pdf
地域 中南米
国・地方 アルゼンチン
情報源(公的機関) アルゼンチン農畜産品衛生管理機構(SENASA)
情報源(報道) アルゼンチン農畜産品衛生管理機構(SENASA)
URL https://www.argentina.gob.ar/noticias/claves-para-la-prevencion-de-la-triquinosis-en-la-temporada-de-mayor-riesgo-en-argentina