食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06740440492 |
| タイトル | 台湾衛生福利部、今年初の国内感染のパラチフス確定症例の発生を公表し、飲食及び手指衛生の徹底を呼びかけ |
| 資料日付 | 2026年6月9日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 台湾衛生福利部は6月9日、今年初の国内感染のパラチフス確定症例の発生を公表し、飲食及び手指衛生の徹底を呼びかけた。概要は以下のとおり。 台湾衛生福利部疾病管制署(以下、疾管署)は6月9日、2026年初となる国内感染のパラチフス確定症例が発生したと発表した。患者は北部に居住する50代男性で、潜伏期間中に国内外への渡航歴はなかった。5月下旬に発熱、頭痛及び全身の筋肉痛などの症状が現れ、医療機関を受診後、検体検査によりパラチフスと診断された。現在は回復し、自宅で療養している。同居家族1人及び職場の接触者7人に疑わしい症状は認められず、採取された便検体の検査結果はいずれも陰性であった。衛生当局は関連する感染対策を開始し、患者の飲食歴などのばく露歴について詳細な調査を進めるとともに、接触者に対して健康監視及び飲食・手指衛生の徹底を指導し、職場における衛生管理の徹底を指導している。 疾管署の統計によると、2026年のパラチフス患者は現時点で国内確定症例1例となっている。2022年から2026年までの国内症例数はそれぞれ6例、26例、3例、0例、1例であり、輸入症例はそれぞれ0例、2例、1例、1例、0例であった。2023年から2025年の輸入症例の推定感染国は、インドが2例、インドネシア及びカンボジアが各1例であった。 世界の疾病負荷研究(Global Burden of Disease Study(GBD))のデータによると、2023年の世界のパラチフス患者数は約172万人、死亡者数は約1万人であり、感染状況は年々縮小傾向にある。地理的分布では、顕著な地域的集積性が見られ、主に衛生インフラが十分でない地域に集中しており、特に東南アジア(※原文ママ)で多く発生している。中でもインドは約130万例と世界全体の約75%を占めており、次いで東地中海地域、西太平洋地域及びアフリカ地域で多い。パキスタン、バングラデシュ及びネパールでも患者数が多い。一方、先進国では輸入症例のリスクがあり、台湾からの渡航者が多い韓国及び日本でも毎年散発的な患者が報告されている。 疾管署によると、パラチフスは第2類法定感染症であり、パラチフス菌によって引き起こされる腸管感染症である。主に患者又は保菌者の便や尿に汚染された飲食物を介して伝播する。潜伏期間は通常1~10日、感染性を有する期間は1~2週間であり、主な症状として持続する発熱、頭痛、倦怠感、食欲不振、腹痛、下痢、比較的徐脈及び体幹部の発疹などが挙げられる。疾管署は、常に飲食の衛生管理及び手指衛生を徹底するよう呼びかけている。飲料水は煮沸又はボトル入り飲料水を利用し、食品は十分に加熱調理してから摂取すること、調理や食品の取り扱い時には生の食品と加熱済み食品との交差汚染を防ぐことが重要である。また、食事前、排便後、食品を取り扱う前及びおむつ交換後には、石けんと流水を正しく用いて両手を徹底的に清潔にするなど、個人の良好な衛生慣行を徹底することで、感染を効果的に予防できる。 疾管署は、国民に対し、疑わしい症状がある場合は速やかに医療機関を受診し、飲食歴について医師に申告するよう呼びかけている。また、医療機関に対しては、パラチフスの疑い患者を確認した際には24時間以内に届出を行うよう求めている。 |
| 地域 | アジア |
| 国・地方 | 台湾 |
| 情報源(公的機関) | 台湾衛生福利部 |
| 情報源(報道) | 台湾衛生福利部 |
| URL | https://www.mohw.gov.tw/cp-7400-86899-1.html |