食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06730330470 |
| タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、欧州における多剤耐性赤痢菌の拡大に関する注意喚起を発信 |
| 資料日付 | 2026年5月20日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は5月20日、欧州における多剤耐性赤痢菌の拡大に関する注意喚起を行った。概要は以下のとおり。 ECDCは、多剤耐性(MDR)及び広範囲薬剤耐性(XDR)赤痢菌感染症が欧州全域(特に男性間性交渉者(MSM))で拡大していることについて警告を発している。 2023年以降、遺伝的に区別される7つのMDR/XDR Shigella sonnei及びS. flexneriクラスターに関連する2,300件を超える感染が、欧州諸国及び米国により報告されている。これらのクラスターには、長期にわたるものや比較的最近特定された伝播鎖(transmission chain)も含まれ、また主としてゲイ、バイセクシュアル、及びその他のMSMと関連している(ただしこれらに限定されない)。 MDR/XDR赤痢菌株の流行拡大は、治療の選択肢がますます限定されることになるため、公衆衛生上の懸念事項である。同時に、当該細菌は性的接触を介してなど、ヒトとヒトとの間で非常に容易に広がり得る。 細菌性赤痢は、通常、下痢、胃痙攣及び発熱を引き起こす腸管感染症である。感染はほとんどの場合軽症であり、抗菌性物質なしで治癒するが、特に免疫不全者においては重篤な疾患となる可能性がある。従来は食品及び水媒介性の集団感染と関連していたが、近年ECDCに報告される赤痢菌の伝播経路は、性的伝播が増加している。現在伝播している株のいくつかは、細菌性赤痢の治療に用いられる複数の第一選択及び第二選択薬の抗菌性物質に対する耐性マーカーを保有している。現時点で特に懸念される理由は、今後の旅行シーズン、プライドイベント及び祭事が欧州全域において伝播可能性を高め得ることである。 ECDCは、医療従事者に対し、胃腸炎症状を呈する患者において性的伝播による赤痢菌感染を考慮すること、抗菌性物質治療が必要な場合には薬剤感受性試験を確実に実施すること、及び公衆衛生当局に症例を報告することを推奨している。ECDCはまた、潜在的な集団感染の検出及び薬剤耐性株の拡散監視を支援するため、各国に対し微生物学的サーベイランス及びゲノムシークエンス解析の強化を求めている。 感染リスク及び二次伝播のリスクを低減するため、ECDCは、下痢又は胃腸症状がある場合には性的活動を控え、良好な衛生状態を維持し、症状が重篤化又は持続する場合には医療機関を受診するよう人々に助言している。 同日に公表された欧州におけるMDR/XDR赤痢菌の拡大に関する最新の疫学情報は、以下のURLから閲覧可能。 https://www.ecdc.europa.eu/en/news-events/epidemiological-update-spread-multidrug-resistant-and-extensively-drug-resistant |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| 情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/news-events/ecdc-warns-growing-spread-multidrug-resistant-shigella-europe |