食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06721020160 |
| タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、英国研究・イノベーション機構(UKRI)が実施した超加工食品に関するパブリック・ダイアログの結果に対する見解を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2026年4月17日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は4月17日、英国研究・イノベーション機構(UKRI)が実施した超加工食品に関するパブリック・ダイアログ(一般市民との対話(public dialogue))の結果に対する見解を公表した。概要は以下のとおり。 今週、超加工食品(UPF)に関するUKRIのパブリック・ダイアログの調査結果が公表された。UPFは現在、社会的及び科学的議論の双方において重要なテーマとなっている。 この対話は、英国全土の人々及び家庭が、最も懸念していること、理解にあたりギャップを感じている点、研究において明確性やエビデンスに優先順位をつけるための調査を望む領域を示している。UKRI及びSciencewiseは、FSAの支援を受けて、この対話を委託した。我々は、プロジェクト管理チーム及び監督グループに参加し、エビデンス・セッションにおける食品規制及び基準に関する専門的な情報提供を行った。 本稿では、この対話がもたらすものを要約し、科学的理解が未だ不確かな点を示し、我々の所掌に最も関連した領域における、既存及び継続中の取り組みを概説する。 1. UKRIの対話が重要な理由 対話の結果は、明確な理解が得られる前段階に、懸念が生じ得ることを示唆している。 (中略) 参加者らは、何がUPFに該当するかのより明確な定義、及びリスクについてのエビデンスの有無に関するより明確な情報がなければ、懸念への対処は困難であると述べた。彼らは、より明確な科学的定義の確立や、加工が有害影響を引き起こすことがあるならば、それに関するより適正なエビデンスなど、より確固たる基盤を確立するための早急な研究を求めた。このテーマは複雑で、見解が分かれるものだと述べた参加者もいた。 対話ではまた、UPFのマーケティングに対する懐疑心、及び時間や金銭が限られている場合に、助言に従うことは困難となり得ることが示された。英国食品基準庁(FSA)によるこの対話パートナーシップへの関与は、添加物の安全性を保つために継続的な見直しを行う我々の取り組みと併せて、明確でエビデンスに基づく情報の重要性を改めて強調するものである。 2. FSAの役割 UPFに関する我々のガイダンスで説明しているように、この分野における我々の責任には、食品添加物の規制及び食品に関する消費者の利益の保護がある。 実務的には、懸念がどこから生じているかを理解し、見直しによって添加物の安全性を保ち、人々が明確で有用かつエビデンスに基づいた情報にアクセスできることを確保することである。それには、定義やエビデンスが未だ開発途上にある領域、及び信頼が透明性や独立性に依拠している点を明確にすることが含まれる。 我々はこの問題を、理事会レベル等で積極的に検討している。2025年6月、理事会メンバーは年次科学アップデートの一環としてUPFについて議論し、新たなエビデンスや国際的動向への対応に焦点を当てた。2025年12月、理事会は、年次コミュニケーション・アップデートにおいて、UPF及び添加物に関する誤った情報について議論した。関連する文書及び議事録は理事会会議ページで閲覧可能である。 3. 既存及び継続中の取り組み UPFに関する我々の取り組みは、添加物の安全性や消費者の利益など、我々の責任の範囲内にあるものに焦点を当て、科学、社会調査、エビデンス開発を統合し、対話を通じて指摘されたいくつかの問題に関連するものである。 FSAの社会科学諮問委員会(Advisory Committee for Social Science)は、2024年に、UPFに関する消費者の理解及び懸念についての迅速なスコーピングレビューを公表した。多くの消費者は、この用語を聞いたことがあるものの、明確に定義したり、超加工食品とそうでない食品を確実に区別したりすることに苦労していることが明らかになった。また、UPFを、工業的加工、人工成分、及び糖分・脂肪・塩分が高い食品と関連付けることが多いことも判明した。同時に、消費者は、利便性、保存期間、価格といった利点を認識している。 これが重要視される背景には、一般市民の懸念の高さがある。当該レビューは、2020年4月から実施されている、毎月の消費者インサイト追跡調査などのFSAの消費者調査にハイライトを当てている。これらの調査では、食品に関する最も大きな懸念の中に、「UPF又は食品の過度な加工」に対する懸念があり、我々の最新の消費者インサイト調査では、回答者の79%が懸念を示している。この追跡調査は、新たなエビデンスや公開討論の展開同様、我々が懸念や理解の経時的な変化を把握するのに役立っている。 また我々は、生物学的サンプルを国の食事調査データと連携させることで、食品添加物へのばく露実態に関するエビデンスを改善している。このことは、見直しによって添加物の安全性を保つという我々の継続的な役割を支援し、UPFに関する議論で頻繁に取り上げられる分野に更なる明確性をもたらすことに役立つ。 我々は、積極的な見直しに基づいたアプローチを継続し、新興のエビデンス及びこの問題に対する一般市民の理解に取り組む。我々の継続中の研究プロジェクトの詳細は、科学ウェブサイトで確認できる。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06721021160) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
| 情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
| URL | https://science.food.gov.uk/post/3893-ultra-processed-foods-upf-what-the-ukri-public-dialogue-adds-and-how-it-fits-with-our-role |