食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06720600104 |
| タイトル | Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR):「高病原性鳥インフルエンザA(H5N5)による裏庭飼育家きん群所有者の致死例(米国ワシントン州、2025年11月)」 |
| 資料日付 | 2026年5月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)のジャーナルMorbidity and Mortality Weekly Report(2026, 75(17):221-225、doi: 10.15585/mmwr.mm7517a2)に掲載された報告「高病原性鳥インフルエンザA(H5N5)による裏庭飼育家きん群所有者の致死例(米国ワシントン州、2025年11月) (Fatal Human Case of Highly Pathogenic Avian Influenza A(H5N5) in a Backyard Flock Owner - Washington, November 2025)、著者L Kibiger(Washington State Department of Health, 米国)ら」の概要は以下のとおり。 ・要約 1. 本トピックについて既に分かっていること 2022年以降、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)A(H5)ウイルスが米国内の野鳥の間で伝播している。2024年以降米国では、インフルエンザA(H5)のヒト症例70例(大半が軽症)が報告されており、ワシントン州ではこれまで14例のインフルエンザA(H5N1)によるヒト症例が確認されている。 2. 本報告により追加される知見 2025年11月、ワシントン州は世界で初となるHPAI A(H5N5)感染のヒト症例を報告した。複数回の上気道検体の検査陰性の結果の後、下気道検体から陽性の検査結果が得られた。本患者は呼吸不全を呈し、発症から28日後に死亡した。公衆衛生調査により、ばく露のあった約135名が特定された。 3. 公衆衛生実践への示唆は何か ばく露された人々の症状の管理及び検査は、新型インフルエンザ感染症のヒト-ヒト伝播を監視する上で極めて重要である。ゲノム解析を含む環境及び動物の調査は、疫学的なリスク要因を特定できる可能性がある。 ・概要 クレード2.3.4.4bのインフルエンザA(H5N1)ウイルスは、2022年以降、ワシントン州を含む米国の渡り鳥の飛行経路全域で伝播しており、裏庭飼育の家きん群における検出が毎年報告されている。 2025年11月、1名のワシントン州住民が、病院検査室においてインフルエンザA(H5)陽性の検査結果を受けた後、急性呼吸不全により死亡した。ワシントン州公衆衛生研究所はインフルエンザA(H5)を確認し、ゲノムシークエンス解析によりインフルエンザA(H5N5)ウイルス(A6遺伝子型)が確認された。PCR検査により、患者の所有地内の外見上健康な裏庭飼育のアヒル群及び給水槽の堆積物から、クレード2.3.4.4bのHPAI A(H5)ウイルスが検出された。環境検体及び1羽のアヒル由来検体から得られた8つの遺伝子分節のうちの6つが、患者のウイルス配列と非常に高い遺伝的類似性を示した。既存の野鳥サーベイランスでは米国太平洋渡り経路においてインフルエンザA(H5N5)ウイルス(A6)は検出されていなかったものの、野鳥を介した裏庭飼育家きん群の環境への侵入が、患者のばく露源である可能性が高いとされた。 公衆衛生調査により、ばく露のあった約135名が特定されたが、症状の監視及びインフルエンザ検査では追加症例は検出されなかった。米国の一般住民におけるA型鳥インフルエンザの全体的なリスクは依然として低いが、インフルエンザ症状を有し、ばく露の可能性がある者については、新型のA型鳥インフルエンザウイルスの感染を考慮すべきである。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
| 情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
| URL | https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/75/wr/mm7517a2.htm |