食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06720580294 |
| タイトル | 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及びリスク評価報告書(2026/1/23~3/31)を公表(鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルス) |
| 資料日付 | 2026年3月31日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は4月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及びリスク評価報告書(2026/1/23~3/31)を公表した(9ページ)。鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルスに関する概要は以下のとおり。 ・A(H10N3)、中国 2026年2月9日、中国は広東省の34歳男性における鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルス感染による検査確定ヒト症例1例をWHOに通知した。同患者は2025年12月29日に発症し、2026年1月1日に入院、重症肺炎、重症急性呼吸窮迫症候群(ARDS)及び敗血症と診断された。1月3日にオセルタミビルによる治療が開始された。報告時点において、当該患者の状態は安定していた。1月12日、検査のために検体が省の検査室に送付された。検査結果はA(H10N3)陽性であった。1月14日、ナショナルインフルエンザセンターは陽性結果を確認した。 当該患者は生きた家きんを施設内に飼育している2つの施設の近くで働いており、家庭においても鶏が存在していた。患者の自宅、職場、及び近隣の家きん市場を含む、家きんへのばく露可能性に関連する場所から採取された環境検体は、インフルエンザA(H10N3)ウイルス陰性であった。症例の接触者から更なる症例は検出されなかった。患者の濃厚接触者として合計98名が追跡調査された。 2021年以降、ヒトの鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルス感染による症例は世界で合計7例報告されており、すべて中国からの報告である。 ・リスク評価 (1)鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルス感染による更なるヒト症例の世界的な公衆衛生上のリスクは? 鳥インフルエンザA(H10)ウイルスのヒト感染は、過去にも検出・報告されている。鳥類におけるこれらのウイルスの伝播や疫学は以前に報告されている。異なる遺伝的特徴を持つ鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルスは、1970年代以降から野鳥で検出されており、さらに最近では一部の国の家きんに伝播(spilled over)している。当該ウイルスが鳥類で伝播し続ける限り、さらなるヒト症例の発生が予想されるがそれは引き続き稀である。新たに散発的症例が検出されたとしても公衆衛生への影響はごく小さい。更なる散発的ヒト症例の全体的な世界的公衆衛生リスクは低い(low)。 (2)鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルスがヒトからヒトへ持続的に伝播する可能性は? 上述事例又は過去のインフルエンザA(H10N3)ウイルスによるヒト症例発生事例に関連した持続的なヒトからヒトへの伝播は確認されていない。現在の疫学的及びウイルス学的エビデンスでは、世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)により評価された現在循環するインフルエンザA(H10N3)ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないことが示唆されているので、今のところ持続的なヒトからヒトへの伝播の可能性は低いとみられる。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
| 情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
| URL | https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment--31-march-2026 |