食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06710390104 |
| タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、MMWRにて「2011年~2023年の米国における広範囲薬剤耐性株による細菌性赤痢の発生」を公表 |
| 資料日付 | 2026年4月9日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は4月9日、MMWR(2026, 75(13):173-178、doi: 10.15585/mmwr.mm7513a1)にて「2011年~2023年の米国における広範囲薬剤耐性株による細菌性赤痢の発生」を公表した。概要は以下のとおり。 細菌性赤痢は、グラム陰性細菌によって引き起こされる全国的に届出義務のある下痢性疾患である。赤痢菌の感染は糞口伝播及び性的接触を通じて広がる。ほとんどの感染は自然治癒するが、重症例や感染拡大リスクの高い状況下での伝播抑制のために抗菌性物質が適応となる。2015年以降、広範囲薬剤耐性(XDR)赤痢菌(アンピシリン、アジスロマイシン、セフトリアキソン、シプロフロキサシン、トリメトプリム-スルファメトキサゾールに対して耐性を示す株と定義される)によって引き起こされる症例の割合が増加している。これらXDR株の感染を治療するための米国食品医薬品庁(FDA)承認の経口抗菌剤は存在しない。 米国におけるXDR株による細菌性赤痢の傾向及び疫学的特徴を明らかにするため、CDCは、2011年1月1日から2023年10月20日までの期間における、PulseNet(腸管病原体に関するCDCの分子サーベイランスネットワーク)に提出された赤痢菌分離株を解析した。薬剤耐性は全ゲノムシークエンス解析データ及び薬剤感受性試験を用いて評価した。 当該期間中に耐性データが得られた16,788株のうち、510株(3.0%)がXDR株であった。XDR分離株の割合は、2011?2015年の0%から2023年には8.5%へと増加した。510株のXDR分離株のうち505株(99%)について菌種情報が得られ、そのうち333株(65.9%)がShigella sonnei、172株(34.1%)がS. flexneriであった。XDR株による細菌性赤痢患者の年齢中央値は41歳(四分位範囲:31?54歳)であり、86.2%が男性であった。渡航歴が得られた患者のうち、76.2%(227人中173人)は最近の国内旅行歴なしと報告し、82.4%(205人中169人)は最近の海外渡航歴なしと報告した。HIV感染状況が得られた116人のうち、54人(46.6%)がHIVの重複感染を報告した。XDR赤痢菌株の伝播を抑制するためには、サーベイランスの強化、迅速な報告、及び的を絞った予防戦略が必要である。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
| 情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
| URL | https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/75/wr/mm7513a1.htm |