食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06710080541 |
| タイトル | イタリア保健省、環境及び産業由来の汚染物質に関する食品の公式管理国家計画に基づく2024年活動実施報告書を公表 |
| 資料日付 | 2026年3月19日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | イタリア保健省は3月19日、環境及び産業由来の汚染物質に関する食品の公式管理国家計画に基づく2024年活動実施報告書を公表した。概要は、以下のとおり。 (以下、報告書抜粋) #序論 本報告書は、「食品中の汚染物質及び植物性自然毒に関する公式管理国家計画2023~2027年(2023年12月22日付、文書番号49236)」の2024年度更新版に基づき、2024年度に実施された管理の結果をまとめたものである。 地域間調整によって承認された前述の計画は、消費者保護に向けて、該当する部門に関する法規への食品の適合性を検証する活動を計画・調整することを目的としている。また本計画では、生産・加工・流通の各段階におけるサンプリングを起点とする、食品中の汚染物質に関する公式管理の計画策定について、各州・自治県の当局に指針を示している。 公式管理計画の対象となる汚染物質は、欧州連合(EU)において2024年時点で欧州委員会規則(EU) 2023/915の対象となっていたもの、又は欧州委員会委任規則(EU) 2022/931及び欧州委員会施行規則(EU) 2022/932に基づいて規定・要求されている行動レベル(耐容最大基準値)が設定されていた物質である。 2024年度について、州・自治県が新保健情報システム(NSIS)の食品の衛生・安全及び栄養に関するデータ収集(RaDISAN)システムのフロー1881(※訳注1)及びMON(※訳注2)を通じて送信した環境及び産業由来の汚染物質に関する公式管理データはすべて、2025年6月30日までに欧州食品安全機関(EFSA)に送信され、現在EFSA及び欧州委員会(EC)によって評価されている。 #結果 全国レベルでは、計画されていた3,910検体に対し、6,812検体のサンプリングが行われ、計画から74%増となった。 #実施された分析 6,812検体に対し、合計11,077件の分析が実施され、その内訳は図5(訳注:報告書に表示有)の通りである。 実施された分析パフォーマンスの傾向は、計画された内容に概ね沿っており、重金属及びダイオキシン類/ポリ塩化ビフェニル(PCB)の分析が最も多く、次いで多環芳香族炭化水素(PAH)及びパーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)が続いている。なお、2024年はPFASの最大基準値が施行された初年度にあたる。 #不適合 2024年度の環境及び産業由来の汚染物質に関する公式管理国家計画に基づき実施された計6,812検体の検査のうち、不適合は46検体(0.65%)であった。 欧州委員会規則(EU) 2023/915で定められた最大基準値を超過し、不適合となった検体の詳細は、以下のとおりである。 ・魚類中の水銀:20検体(メカジキ、マグロ、アジ、タイ、アンコウなど) ・鉛:13検体(ワイン9検体、牛肉4検体) ・カドミウム:10検体(頭足類6検体、トマト、インゲン、キノコ、トリュフなどの野菜4検体) ・無機ヒ素:1検体(米) ・PAH:1検体(ショウガ) ・PFAS:1検体(加熱調理済み貝類) さらに、加熱調理済みフライドポテトの1検体においては、欧州委員会規則(EU) 2017/2158で定められたこの種の食品の指標値(livelli di riferimento)を超えるアクリルアミド濃度が検出された。 全体として、不適合の数が最も多かったカテゴリーは魚介類であり、46検体中27検体が該当し、これは確認された不適合総数の59%、および魚介類・甲殻類・軟体動物のカテゴリーで実施された検査全体の3%に相当する。これらの不適合は、水銀(20検体)及びカドミウム(6検体)の最大基準値超過に関連した。 #結論 全体的にみると、2024年のデータ分析については、適正なサンプリング活動が行われ、公式管理計画で設定されていた数を大幅に上回るものとなった。 この活動は、州・自治県が、計画で規定されているサンプリング対象マトリクスの種類、及びサンプリングポイントの多様化の双方において、より的を絞り準拠した取り組みを行うことによって、確実に改善され得る。これにより「食品中の汚染物質及び植物性自然毒に関する公式管理国家計画2023~2027年」の基礎となる、欧州委員会委任規則(EU) 2022/931及び欧州委員会施行規則(EU) 2022/932で要求されているように、生産から小売までの食品サプライチェーン全体において、国レベルで要求され、欧州レベルで規定されている管理はすべて網羅され、すべての食品カテゴリーでのサンプリングが確保される。改善すべきもう一つの側面は、計画で要求されている分析内容に対する分析の具体性、分析における適切な方法論の利用、及びRaDISAN情報システムへの関連情報の正確な入力である。 当該報告書は、以下のURLから閲覧可能(PDF、13ページ)。 https://www.salute.gov.it/new/sites/default/files/2026-03/Relazione%20dati%20controlli%20ufficiali%20cont%20amb%20ind%202024.pdf (※訳注1) フロー1881とは、EUにおいて最大基準値が法的に設定されている汚染物質に関する公式検査データを登録・報告するために、RaDISAN上で定義されたデータ登録区分のことである。 (※訳注2) フローMONとは、EUで最大基準値が設定されていない汚染物質に関する公式検査データについて、主としてモニタリングを目的で登録・報告するために、RaDISAN上で定義されたデータ登録区分のことである。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | イタリア |
| 情報源(公的機関) | イタリア保健省 |
| 情報源(報道) | イタリア保健省 |
| URL | https://www.salute.gov.it/new/it/pubblicazione/relazione-sulle-attivita-svolte-nellambito-del-piano-nazionale-di-controllo-ufficiale/ |