食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06700340470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、欧州連合(EU)において初めて報告されたインフルエンザA(H9N2)ウイルス感染によるヒト輸入症例に関する情報を公表
資料日付 2026年3月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は3月25日、欧州連合(EU)において初めて報告されたインフルエンザA(H9N2)ウイルス感染によるヒト輸入症例に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
 イタリアのロンバルディア州において、過去に鳥類から鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスが確認されている欧州外の国から帰国した旅行者から、同ウイルス感染によるヒト症例が報告された。これは、欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)で報告された初めての鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスによるヒト症例である。
 当該患者には併存疾患があり、現在病院で隔離され、治療を受けている。イタリアの公衆衛生当局は、ウイルスのさらなる伝播の可能性の特定及び抑制のための予防措置として接触者の追跡調査を実施し、複数の疫学的及び微生物学的調査を開始した。
 1998年以降、2026年2月27日時点で、アジア及びアフリカの10か国から、世界中で195例のA(H9N2)ウイルスによるヒト症例が報告されている。死亡例は2例のみであった。ヒトにおけるインフルエンザA(H9N2)ウイルス感染クラスターや、ヒトからヒトへの伝播が確認された事例はこれまで報告されていない。感染した鳥類や汚染された環境との直接接触が最も可能性の高い同ウイルスのヒトへの感染源となっている。鳥類の間でウイルスが流行している地域における、散発的なヒトの鳥インフルエンザ症例の発生は、想定され得ることである。
 イタリアの公衆衛生当局から共有された情報及び当該ウイルスの疫学的知見に基づき、ECDCは現在、EU/EEAの一般住民における、本事案に関連するインフルエンザA(H9N2)のリスクを「非常に低度(very low)」と評価している。ECDCはイタリア当局と連絡を取り、状況を注視しており、さらなる情報が得られ次第、リスクを再評価する予定である。
 ECDCは、疫学情報活動や国際的な連携機関間での情報共有を通じて、人獣共通感染症のインフルエンザの疫学及び鳥インフルエンザウイルス株の流行状況を監視している。ECDCは、欧州食品安全機関(EFSA)及び鳥インフルエンザに関する欧州リファレンスラボラトリー(EURL)と協力し、EU/EEAにおける鳥インフルエンザの状況に関する四半期報告書を作成している。最新の報告書は2026年3月に公表された。ECDCはまた、EU/EEAにおけるヒト感染の調査及び管理に関するプロトコルに加え、EU/EEAでヒト症例が確認された際の公衆衛生対策を提示するパンデミック前のインフルエンザシナリオ枠組みに関する文書も公表している。
 2026年3月に公表された、鳥インフルエンザ概況報告書(2025年12月~2026年2月)は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/avian-influenza-overview-december-2025-february-2026
 上述「EU/EEAにおけるパンデミック前の人獣共通感染症のインフルエンザに対する準備と対応に関するシナリオ」(2025年12月)は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/scenarios-pre-pandemic-zoonotic-influenza-preparedness-and-response
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/news-events/first-imported-human-case-influenza-ah9n2-infection-eu