食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06690580105 |
| タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、未処理の動物由来生物学的土壌改良剤を施用したほ場で栽培された農産物由来の病原体に関連する食中毒のリスク評価を公表 |
| 資料日付 | 2026年3月12日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は3月12日、未処理の動物由来生物学的土壌改良剤を施用したほ場で栽培された農産物由来の病原体に関連する食中毒のリスク評価を公表した。概要は以下のとおり。 FDAは、未処理の動物由来生物学的土壌改良剤(biological soil amendments of animal origin (BSAAO))(生の糞尿堆肥(raw manure)を含む)を施用したほ場又はその他の栽培地で栽培された農産物の摂取に関連するヒトの疾病リスクを評価及び定量化するために実施されたリスク評価を発表する。当該リスク評価の結果は、農産物の栽培における生の糞尿堆肥及びその他の未処理BSAAOの使用に関する適切な基準についての政策決定の参考情報として活用される。 志賀毒素産生性大腸菌(STEC)O157:H7、サルモネラ属菌、及びO157ではないSTEC(STEC non-O157)等の農産物に付着した病原体は、ヒトの疾病を引き起こす可能性がある。未処理のBSAAO由来の病原体の生存率と農作物への汚染リスクは、環境条件や農業慣行等、様々な要因によって決まる。FDAの当該リスク評価は、これらの要因を調査し、米国の農産物供給を守り、全ての米国民に安全な食品を提供するために不可欠な、重要な知見を提供するものである。 未処理BSAAOのリスク評価は2段階で実施された。第1部では、収穫前の農産物が病原体に汚染される可能性を判断するため、収穫前の慣行と条件に焦点を当てた。具体的には、未処理BSAAOの施用から収穫までの待機期間等の介入が、収穫時の農産物における病原体の潜在的な濃度にどのような影響を与えるかを分析する。第2部では、農場からサプライチェーンを経て消費者に至るまでの、汚染の可能性のある農産物の経路をモデル化した。これには、加工工程、加工・輸送・保管中の交差汚染の可能性、農産物の摂取、そして農産物の摂取を通じて疾病を引き起こすのに必要な病原体(STEC O157:H7、サルモネラ属菌、及びSTEC non-O157)へのばく露量が含まれる。 本リスク評価の主な結論は、未処理BSAAOの施用から農産物の収穫までの期間を延長することで、収穫時の農産物におけるヒト病原体の潜在的レベルが大幅に低減されるというものである。この待機期間の有効性は、分析対象となったヒト病原体の種類や未処理BSAAOの種類によって異なり、これは地域の環境条件や生の糞尿堆肥中のヒト病原体の初期レベルの影響を受けることによる。 このリスク評価モデルは、ステークホルダーや産業界が、自らの農業慣行や環境条件に関連するリスクを評価するためのツールとしても活用できる。 ・農産物安全規則の背景及び歴史的経緯 2013年、FDAは当初、未処理のBSAAOの使用について9か月の待機期間を設ける農産物安全規則を提案した。しかし、さらなる科学的研究の必要性を指摘する公募意見を受け取り、FDAはその要件を最終決定しなかった。連邦規則集第21巻112条(21 CFR part 112)に規定された最終規則には、具体的な待機期間は含まれておらず、リスク評価の完了を条件として、将来的な基準策定の可能性に関する条項が設けられている。本日、このリスク評価が公表されたことを受け、FDAは適切な次のステップを検討する。FDAは今後も農産物の安全性に関して、国民及びステークホルダーとの取り組みを継続していく。 詳細情報は、以下のURLの「完了した査読(Completed Peer Reviews)」ページから入手可能。 https://www.fda.gov/science-research/peer-review-scientific-information-and-assessments/completed-peer-reviews |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
| 情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
| URL | https://www.fda.gov/food/hfp-constituent-updates/fda-releases-risk-assessment-foodborne-illness-associated-pathogens-produce-grown-fields-amended |