食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06680390464 |
| タイトル | オーストリア保健・食品安全局(AGES)、乳児用調製乳中のセレウリドに関する最新情報を公表 |
| 資料日付 | 2026年2月25日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オーストリア保健・食品安全局(AGES)は2月25日、乳児用調製乳中のセレウリドに関する最新情報を公表した。概要は以下のとおり。 2026年2月25日現在、疫学報告システム(EMS)に、セレウリドによる乳児の症例9例が報告されていることを発表した。 1例が確認され、8例は疑い例と見なされている。子供たちの年齢は生後2週間から2歳までである。3人の子供は入院治療を受けた。子供たちは全員、すでに回復している。 報告された症例は、ケルンテン州、ニーダーエスターライヒ州、ザルツブルク州、チロル州、ウィーン州、シュタイアーマルク州にて、2025年12月25日から2026年2月10日の間に発症している。 乳児用調製乳を摂取してから6時間以内に、典型的な症状(特に嘔吐)が見られた場合は、その製品名を記載して、居住地域の食品監督当局に連絡すること。当局がさらなる調査を行う。症状が続く場合や重篤な症状が見られる場合は、直ちに小児科医に連絡すること。 オーストリアのほか、ベルギー、デンマーク、フランス、ルクセンブルク、スペイン、英国でも症例が報告されており、現在調査中である。欧州疾病予防管理センター(ECDC)および欧州食品安全機関(EFSA)の共同評価によると、報告された症例のほとんどは軽度の胃腸症状であった。しかし、脱水症状による入院も数件報告されている。 1. 症例の定義(省略) 2. 乳児用調製乳の検査 2026年2月25日現在、AGESは、保健省が委託した重点対策およびその他の公的検査の一環として、製造社9社からの145点の乳児用調製乳検体についてセレウリドの検査を実施した。 ・120検体には、測定可能な量のセレウリドは含まれていなかった。 ・25検体からセレウリドが検出された。そのほとんどは、健康への影響が排除できないとEFSAが定めた基準値を大幅に下回っている。これらの検体はすべて、すでに自社製品の回収を行った製造社のものであった。 その他の検体は現在、まだ調査中である。 3. セレウリドの分析 乳児用調製乳に細菌毒素セレウリドが混入した原因は、汚染されたARA(訳注:アラキドン酸)油脂であると考えられている。この油脂は、神経系と視覚の発達に重要な多価不飽和脂肪酸の供給源として、乳児用調製乳に添加されている。 ARA油脂は、乳児用調製粉乳中に微細なカプセル状の形態で含まれている。したがって、セレウリドもこのカプセル内に封入されている。これまで使用されてきた標準的な検査方法では、粉末を検査する場合と、調乳済みの調製乳を検査する場合とでは、分析結果に明らかな違いがあることが明らかになっている。調乳済みボトル中の調製乳では、粉末で測定された値よりも明らかに高いセレウリド濃度が検出された。 しかし、AGESの検査方法は異なる。AGESでは何年も前にセレウリドを測定する分析方法が確立され、さまざまな食品の検査に継続的に使用されている。この方法では、粉末を検査する場合と、調製済みの食品を検査する場合で結果に違いは生じない。どちらの場合も、測定されるセレウリド濃度は同じである。 その基礎となるのは、検査対象物質を食品から完全に抽出することを可能にする試料の前処理である。AGESの方法には、感度の低い装置でも少量のセレウリドを検出できるという利点もある。 この方法と食品当局との緊密な連携により、オーストリアは欧州連合(EU)加盟国の中で、公式の食品検査においてセレウリドに汚染された検体を発見した最初の国となった。そのため、欧州委員会は1月末に、必要に応じて標準的な検査方法に代わる方法として、セレウリドの分析にAGESの検査方法を利用できるように、すべての加盟国にこの方法を提供した。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オーストリア |
| 情報源(公的機関) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
| 情報源(報道) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
| URL | https://www.ages.at/ages/presse/news/detail/update-cereulid-in-saeuglingsnahrung-25022026 |