食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06670440337
タイトル オランダ食品消費者製品安全庁(NVWA)、牛乳中の高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)のリスクに関する同庁リスク評価・研究局(Office for Risk Assessment & Research(BuRO))の意見書に関する情報を更新
資料日付 2025年3月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ食品消費者製品安全庁(NVWA)は1月、牛乳中の高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)のリスクに関する同庁リスク評価・研究局(Office for Risk Assessment & Research(BuRO))の意見書(2025年3月27日付)についての情報を更新した。概要は以下のとおり。
 HPAIVに感染した牛由来の乳は、加熱殺菌処理(pasteurization)後、消費しても安全である。加熱することにより、鳥インフルエンザウイルスが牛乳を介してヒト及び動物に伝播するのを防ぐ。しかし、感染した牛がいる農場で生乳を扱う従業者にはリスクがある。これは特に、搾乳工程に携わる従業者に当てはまる。猫、また犬も、生乳を飲むことで発病する可能性がある。
 牛乳中のHPAIVのリスクから公衆衛生、動物衛生、及び食品の安全性を保護すために、適切な対策が必要とされる。また予防、早期発見、時宜を得たリスク評価に重点を置く必要がある。これは、BuROからオランダ健康・福祉・スポーツ省(VWS)への助言である。
・調査事由
 牛等の反芻動物は鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性がある。2024年3月、反芻動物においてHPAIV(H5N1亜型)による感染が世界で初めて確認された。これは米国で発生した。それ以来、鳥インフルエンザウイルスは米国の様々な州にある数百の酪農場で検出されている。本ウイルスは乳を介して高濃度で排出される。ヒトも感染した乳牛と接触して発病している。
 欧州では、感染した牛やその他の反芻動物の事例は知られていない(*)。感染が発生した場合、どのように行動すべきかが明確でなければならない。これには、感染した牛由来の乳や乳製品を摂取するヒト及び動物に対するリスク、ならびに生乳の生産及び牛乳の乳製品への加工に携わる人々に対するリスクについての識見が必要である。BuROはこの点を調査した。
・補足
 本リスク評価で、BuROはオランダの乳牛群にHPAIV-H5N1感染が存在するというシナリオを想定する。これが起こらないようにすることが重要である。感染が発生している場合は、封じ込めが不可欠である。これは、本ウイルスが世界的流行を引き起こす可能性のあるウイルスにさらに適応するのを可能な限り防ぐために必要である。これに対する方法は、本リスク評価では取り上げられていない。
 当該リスク評価において、BuROは米国に存在するウイルス変異株を出発点としている。オランダの乳牛群において異なる特性を有する鳥インフルエンザウイルスが発見された場合、新たなリスク評価が必要となる。
(*)更新情報、2026年1月:2025年3月、英国で1頭のめん羊から、また2026年1月にはオランダで1頭の乳牛からHPAI H5N1感染が検出された。
 当該意見書(39ページ、オランダ語)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.nvwa.nl/site/binaries/site-content/collections/documents/eten-drinken-roken/overige-voedselveiligheid/risicobeoordelingen/advies-van-buro-over-de-risicos-van-hpaiv-in-melk/advies-van-buro-over-risico-hpaiv-in-melk.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ食品・消費者製品安全局(VWA)
情報源(報道) オランダ食品消費者製品安全庁(NVWA)
URL https://www.nvwa.nl/documenten/eten-drinken-roken/overige-voedselveiligheid/risicobeoordelingen/advies-van-buro-over-de-risicos-van-hpaiv-in-melk