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資料管理ID syu06670350295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、食品・環境境界領域での抗菌性物質耐性の共選択(antimicrobial co-selection)に関する中国科学院とのワークショップのサマリー及び結論を公表
資料日付 2026年2月5日
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概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は2月5日、食品・環境境界領域での抗菌性物質耐性の共選択(antimicrobial co-selection)に関する中国科学院とのワークショップのサマリー及び結論を公表した。概要は以下のとおり。
 薬剤耐性(AMR)は、抗菌性物質の乱用と関連付けられることが多いが、新たな結果は、AMRの要因がこれまで考えられていたよりも、はるかに広範囲に及ぶものである可能性を示している。FAOと中国科学院の合同ワークショップでは、農業や食品生産において一般的に使用されている化学物質が、どのように薬剤耐性微生物の世界的な拡大をひそかに加速させている可能性があるかが浮き彫りになった。
 2025年11月10~13日に中国杭州市で開催されたワークショップでは、国際的な専門家たちが一堂に会し、「抗菌性物質耐性の共選択(antimicrobial co-selection)」について検証した。このプロセスにおいて、抗菌性物質ではない化学物質は、医学的に重要な抗菌性物質に対する耐性菌の生残と拡散を助長し得る。今回の結果は、新たに発表されたエグゼクティブサマリーにまとめられている。
 専門家らは、食品添加物・飼料添加物、金属、農薬、医薬品、殺生物剤、環境汚染物質といった、アグリフードシステムにおいて一般的に見られる様々な物質が、微生物のストレス反応を引き起こす、変異率を高める、あるいは耐性遺伝子の水平伝播を助長するといった形で、AMRに寄与する可能性があることを示すエビデンスのレビューを行った。これらのプロセスは、土壌、水、食料生産動物、作物、食品加工環境において発生する可能性がある。
 参加者らは、食品生産の初期段階での管理強化、衛生・バイオセキュリティ対策の改善、及び食品チェーン全体にわたる化学的インプットのより適正なモニタリングの必要性を強調した。
 また、報告書では、アグリフードシステムにおけるAMRリスクをより深く理解し、低減するために、主要な知識のギャップや研究の優先事項を特定し、現場ベースでのより多くの研究、サーベイランスツールの改善、及びメタゲノミクスや人工知能といった高度な技術の利用を提案している。
 当該ワークショップのサマリー及び結論は、以下のURLから閲覧可能(PDF版、13ページ)。
https://openknowledge.fao.org/items/3249635e-b9e3-4c4d-8fed-6fdebfb70338
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL https://www.fao.org/food-safety/news/detail/highlighting-hidden-drivers-of-antimicrobial-resistance-in-food-systems/en