食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06670090105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、一般的な食品保存料である化学物質BHAの評価を開始すると公表
資料日付 2026年2月10日
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分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は2月10日、一般的な食品保存料である化学物質BHAの評価を開始すると公表した。概要は以下のとおり。
 FDAは本日、食品において使用される保存料の化学物質であるブチルヒドロキシアニソール(butylated hydroxyanisole(BHA))の包括的な再評価を開始した。当該審査では、最新の科学的情報に基づき、BHAが現在の食品への使用状況下及び食品接触材料として安全であるかどうかを検討する予定である。当該再評価の一環として、FDAはBHAの使用及び安全性に関する情報提供依頼(Request for Information)を発出した。
 これは食品供給における化学物質添加物の積極的な審査に向けたFDAの幅広い取り組みの一環である。2025年5月、FDAは現在食品供給において使用されている化学物質を審査するための強化プログラムを開始した。FDAはBHAを最優先の審査対象と位置づけた。食品に使用されるBHAに関するFDAの市販後評価は、米国の食品供給における化学物質を精査するためのFDAの強化された体系的プロセスに基づき、現在も進行中である複数の市販後評価の一つである。
 「米国国家毒性プログラム(NTP)が、動物実験に基づきBHAを『ヒトに対する発がん性があると合理的に予測される』と特定したにもかかわらず、BHAは何十年も食品供給に残っている」と、米国保健福祉省(HHS)のRobert F. Kennedy, Jr.長官は述べた。「今回の再評価は、食品安全における『我々を信頼せよ(trust us)』の時代の終わりを告げるものである。BHAが現在の用途において今日のゴールドスタンダードの科学的基準を満たさない場合、我々は食品供給からBHAを除去し、食品化学物質の浄化を継続する。まずは、子供たちが最も多くばく露される分野から始める。」
 FDAは1958年にBHAをGRAS(Generally Recognized as Safe(一般に安全とみなされる))としてリストに掲載し、1961年に食品添加物として承認した。BHAは油脂の劣化防止に使用され、冷凍食品、朝食用シリアル、クッキー、キャンディー、アイスクリーム、及び食肉製品等、様々な食品に含まれている。包装食品の表示データによると、近年BHAの使用量は減少しているものの、子供向けの食品を含む多くの食品に依然として含まれている。
「我々は、食品に含まれる化学物質が危害を及ぼさないよう、断固たる措置を講じている」と、FDA長官のMarty Makary(M.D., M.P.H.)氏は述べている。「科学界は、現在食料供給中にある一部の化学物質について深刻な懸念を表明している。BHAについての我々の評価が完了し次第、ジブチルヒドロキシトルエン(butylated hydroxytoluene)(BHTとして知られる合成保存料)と、アゾジカルボンアミド(azodicarbonamide)(ヨガマットに使用されたり、また生地の改良剤(dough conditioner)としても使用される化学物質)についても同様の評価を行う予定である。」
 「Make America Healthy Again(MAHA)(米国を再び健康にする)」委員会の戦略報告書では、食品添加物、食品接触材料、GRAS物質、及び色素添加物等の食品中の化学物質添加物の市販後調査を重要な優先事項として挙げている。FDAは、独自に行われるGRAS判定に対処し、食品に添加される化学物質の審査に対する監督を強化することで、食品供給の透明性を高めるため、FDAのGRAS枠組みの改革に向けた規則案の策定を進めている。
 本件に関する官報(2月11日付け)のPDFファイルは、以下のURLから入手可能。
https://www.govinfo.gov/content/pkg/FR-2026-02-11/pdf/2026-02761.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-launches-assessment-bha-common-food-chemical-preservative