食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06660221535
タイトル 英国毒性委員会(COT)、会議資料「今後の議題候補 ? ホライズン・スキャニング」を公表 (後半2/2)
資料日付 2026年1月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) (前半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06660220535)

 ワークショップの提案
 直近の2回のCOTワークショップは、それぞれ2024年10月と2025年10月に開催された「腸内反応:異物とマイクロバイオーム」と「化学物質リスク評価における人工知能の探究」であった。
 2026年のワークショップのトピックとしては、証拠の重み(weight of evidence)評価が考えられる。委員から追加の提案があれば、歓迎する。
 COC(※補足1)とCOM(※補足2)のホライズン・スキャニング
 過去数年間のCOCによるホライズン・スキャニングに関する議論を踏まえ、委員会は、次の分類に基づく課題リストを管理することに合意した;進捗が見込まれる課題/注視を継続している課題、または優先順位が未設定の課題/提起されたものの優先度が高くない、またはCOCの管轄外とみなされる課題。課題リストは、附属書A(※補足3)(略)に掲載されている。
 COMは、経済協力開発機構(OECD)における詳細レビュー文書(DRP)の作成や新しい試験ガイドライン(TG)の提案に関する活動を引き続き注視している。エラー補正シーケンシング(error corrected sequencing)(※訳注1)に関する論文やγH2AXバイオマーカーを用いた遺伝毒性試験(※訳注2)の最近の進歩については、2026年に検討される予定である。
 さらに、文献及び特定の会議の議題は、DNA損傷の検出や非遺伝毒性メカニズムに関する変異原性試験及び遺伝毒性試験の興味深い進展について定期的に調査される。
 COMでは、より正式なホライズン・スキャン戦略はまだ策定/実施されていない。
 その他の最新情報(略)
 FSA研究プログラム(略)
 委員会における専門性のバランス
 委員会は、評価の一部、またはすべてにおいて、以下の専門知識が必要であると事前に合意している。
分析技術/生物情報学(Bioinformatics)/生物化学/細胞生物学/臨床医学/食事性ばく露評価/内分泌学/環境ばく露評価/疫学/ヒト毒性学/免疫学/数理モデリング/機構毒性学(Mechanistic toxicology)/分子生物学/神経毒性学/栄養学/小児医学/薬物動態/薬理学/確率論的モデリング/生殖毒性学/呼吸器毒性学/リスク評価/実験計画法の統計的側面/統計学/システム生物学/毒性ゲノム科学/毒性病理学/異物代謝
 これらの専門分野については、一人の委員が複数の専門性を併せもつ場合もあるため、各分野ごとに個別の委員を配置する必要はない。不足している知識を補うため、特定の議題に関する会議には追加の主要専門家を招くこともできる。
 ご承知のとおり、FSA科学諮問委員会の委員募集は現在、担当チームが毎年秋に実施している。2026年の募集は一時停止されたが、2027年の募集は2026年後半に開始される予定である。以下に示す専門分野のバランス(訳注 本文中に「専門分野のバランス」のリストは見当たらない)は、この募集プロセスの指針として用いられる。
 このリストが依然として適切であるか、また現在の委員構成に重要な欠落がないか、あるいは将来の展開を踏まえて不足がないかについて、委員に意見を求める。
 委員会の見解を求める事項
 委員には、上述の各領域についての意見を述べるとともに、以下の質問についても検討を願いたい。
i) 今後の議題として、追加の提案はあるか?
・ 定例議題に取り上げるべき具体的な課題
・ 1日会議またはワークショップで扱うべき焦点を絞ったトピック
・ 作業部会の設置を要する一般的な課題
ii) ナノプラスチックに関する検討は価値があると考えているか?
iii) 将来のCOTのリスク評価を改善するために、FSAが資金提供すべき研究課題について提案はあるか?
iv) 委員会の専門性のバランスについて、コメントはあるか?
v) 委員は、特定の課題について、いつでも事務局に報告することが可能である。
 当該資料(15ページ、英語)は、次のURLから入手可能
https://cot.food.gov.uk/sites/default/files/2026-01/TOX-2026-%2004%20horizon%20scanning.pdf
(※補足1) 食品、消費者製品、および環境中の化学物質の発がん性に関する委員会(Committee on Carcinogenicity of Chemicals in Food, Consumer Products and the Environment)
(※補足2) 食品、消費者製品、および環境中の化学物質の変異原性に関する委員会(Committee on Mutagenicity of Chemicals in Food, Consumer Products and the Environment)
(※補足3) 附属書Aは、次のURLから閲覧可能https://cot.food.gov.uk/Annex%20A%20to%20TOX/2026/04
(※訳注1) エラー補正シーケンシングは、DNA塩基配列を従来よりもはるかに高い精度で決定するために、読み取り誤差を低減する仕組みを備えたシーケンス技術の総称である。
(※訳注2) γH2AXバイオマーカーを用いた遺伝毒性試験とは、DNA二本鎖の切断に応答して起こるヒストンH2AX(ヒストンH2Aの亜種)のリン酸化によって生じるγH2AXを指標とする、高感度な遺伝毒性評価法のことである。
(注) 当該資料は、2026年2月3日開催予定の会議(COT Meeting)用の資料であり、COTの意見を反映するものではないことから論文などへの引用は禁止する。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国毒性委員会(COT)
情報源(報道) 英国毒性委員会(COT)
URL https://cot.food.gov.uk/Background%20-%20Potential%20future%20discussion%20items%20%E2%80%93%20horizon%20scanning