食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06660220535 |
| タイトル | 英国毒性委員会(COT)、会議資料「今後の議題候補 ? ホライズン・スキャニング」を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2026年1月26日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国毒性委員会(COT)は1月26日、会議資料「今後の議題候補 ? ホライズン・スキャニング」を公表した。概要は以下のとおり。 背景 委員会の任務規定には、「(政府各部局からの)要請に応じて助言を行うこと」と明記されている。したがって、委員会の活動は主に事後対応的なものであり、議題は政府省庁及び関連機関、特に英国食品基準庁(FSA)と英国健康安全保障庁(UKHSA)からの助言の必要性に基づいて事務局によって設定されるが、これらに限定されるものではない。 科学諮問委員会の行動規範(Code of Practice for Scientific Advisory Committees)(科学技術庁(Office of Science and Technology)、2021年12月)は、「委員会は、それぞれの担当分野において、新たな課題が発生し、科学的助言や研究が必要となる可能性について、定期的に検討できる仕組みを整備すべきである」と規定している。 委員は、今後の議題候補について議論するため、毎年取り上げることになっている議題として設定することが有用であるとの認識で一致した。今後の議題リストは、委員会のウェブサイト(https://cot.food.gov.uk/forthcomingCOTmeetings)にも掲載されている。 ご承知のとおり、英国が欧州連合を離脱した現在、これまで欧州食品安全機関(EFSA)が行っていた規制対象製品の認可は英国で行われている。規制対象製品の認可を担当する2つの合同専門家グループ(JEG)が設立され、これらはCOTの監督下に置かれる。COTは、これらのグループの活動に対し、検証、意見提供、そして保証を行う。FCMJEG(補足 食品接触材料に関する合同専門家グループ)は食品接触材料を、AEJEG(補足 添加物、酵素及びその他規制製品に関する合同専門家グループ)は食品添加物、酵素、その他の規制対象製品を扱う。AEJEGには、燻製香料の再認可のみを専門とする作業部会も存在する。 COTへの助言要請は、英国4か国のリスク管理を担う「栄養・表示・成分・基準グループ(NLCS)」からも寄せられている。このグループは、乳児用調製粉乳、フォローアップ食品、食品サプリメント、栄養源などの法規制分野を扱っており、政策の主管はイングランドでは保健社会福祉省(Department of Health and Social Care)、北アイルランド食品基準庁(FSA Northern Ireland)、スコットランド政府、ウェールズ議会(Welsh Assembly)が担っている。NLCSがこれまでに取り上げてきた主なトピックには、緑茶カテキン、パンや小麦粉に添加された栄養強化剤(fortificants)、葉酸過敏症などがある。 これらの課題は、過去数年の委員会の議題に反映されてきた。COTは、今後もAEJEG及びFCMJEGから提出される委員会助言文書を審議する予定である。ただし、事務局としては、近い将来にNLCSから新たな助言要請があるという情報は把握していない。 2026年の議題 進行中の議題 現在進行中、または今後の会議でさらに議論が予定されている項目がいくつかある。 ・ 栄養に関する科学諮問委員会(Scientific Advisory Committee on Nutrition(SACN))による母親の食事に関するレビューへのCOTの意見提供。議題となるトピックとして、エキナセア(echinacea)、お茶、フィトエストロゲン(植物性エストロゲン)、セレン、ビタミンEなどが想定されている。 ・ 生物由来の食品接触材料 ・ アシュワガンダ(Ashwagandha) ・ ガルシニア・カンボジア(Garcinia cambogia) ・ COTのPFAS作業部会 ・ COTのガイダンス作業部会 今後の議題 今後の議題には、以下が含まれる可能性がある。 ・ ヒ素; リスク評価の目的に最も適した値を設定するため、EFSAとJECFAが最近提示した健康影響に基づく指標値(HBGV)を検討する。 ・ ダイオキシン; EFSAの最終意見書が入手可能になり次第、検討する。 ・ アクリルアミド; 食品中のアクリルアミド濃度に関するFSAのデータ募集が最近完了した。委員会は、英国におけるばく露状況の影響について検討するよう求められる可能性がある。 ・ フッ化物; フッ化物に関する毒性情報を、神経毒性、骨への影響、甲状腺への影響の観点から検討し、歯科製品、飲料水、その他のばく露源を通した英国のばく露レベルにおける潜在的なリスクを評価する。 ・ ナノプラスチック; 現在、ナノプラスチックの国際的に合意された定義は存在しないが、一部の組織が特定の基準を提案している。ナノプラスチックは通常、ポリマー含有量が高く、直径1 nm~100 nmの合成粒子、または高度に修飾された天然粒子であると定義される。COTはこれまで、経口及び吸入経路によるマイクロプラスチックの潜在的な影響を審議し、それぞれ2021年と2024年に声明書を公表している。データベースの増加を踏まえ、委員はナノ粒子を個別に検討することが適切かどうかを判断することになる。今回の提案は、経口経路によるナノプラスチックの潜在的影響に関する最近のデータを検討することである。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06660221535) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国毒性委員会(COT) |
| 情報源(報道) | 英国毒性委員会(COT) |
| URL | https://cot.food.gov.uk/Background%20-%20Potential%20future%20discussion%20items%20%E2%80%93%20horizon%20scanning |