食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06660040545 |
| タイトル | 英国健康安全保障庁(UKHSA)、子供の鉛ばく露監視システム年次報告書(2025年)を公表 |
| 資料日付 | 2025年12月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国健康安全保障庁(UKHSA)は12月22日、子供の鉛ばく露監視システム年次報告書(2025年)を公表した。概要は、以下のとおり。 「エグゼクティブサマリー」 「子供の鉛ばく露監視システム(LEICSS)」は、UKHSAが調整する全国的な監視システムである。この監視システムは、イングランドにおける0歳~15歳の子供の血中鉛濃度(BLC)上昇の症例を、健康保護チーム(HPT)に通知するものである。通知により、健康保護のための症例管理、及びばく露源を除去するための公衆衛生介入が開始される。 子供の鉛ばく露の有害性に関するエビデンスのレビューに基づき、UKHSAの作業部会(task and finish group(訳注:特定の課題を解決する専門家グループ))は、イングランドにおける血中鉛の公衆衛生介入濃度の引き下げを推奨した。2021年7月5日以降、監視にあたっての症例定義は、0.48 μmol/L (10 μg/dL以上に相当)から0.24 μmol/L (5 μg/dL以上に相当)へと、元の濃度の半分に変更された。予想通り、これによりLEICSSに報告される症例数は、急増した。 この報告書は、2024年1月1日から12月31日までの症例監視を総括し、監視活動の最新情報を提供する。この報告書には、初めて、潜在的なリスク要因と鉛のばく露源に関する情報を収集するために、症例管理の一環としてHPTが実施した「強化監視質問票(ESQ)」から収集されたデータが含まれている。 「主な調査結果」 ・2024年には、合計247件の症例がUKHSAに通知され、2023年の226件から9%増加した。症例の多く(223件、90%)は、参加検査機関からLEICSSに直接通知され24件(10%)は他のルートで通知された。これは例年と同様である。 ・検体採取日から、症例インシデント管理システム(CIMS)に入力された日までの遅延の中央値は、10日(四分位範囲(IQR)7~15日)であり、2023年(中央値11日、IQR6~17日)よりも、わずかに短縮されている。これは症例処理の遅延が減少していることを示唆している。 ・例年通り、症例は主に1~4歳(64%)、最も恵まれない地域の居住者(48%)であった。2024年に検査機関で検出された症例の血中鉛濃度の中央値は0.37 μmol/L (7.66 μg/dL)で、2023年の0.39 μmol/L (8.07 μg/dL)とほぼ同じである。 ・複数の国際的な人口調査の統計によると、LEICSSに報告された症例数は、イングランドの子供(3~6歳)における鉛ばく露の推定発生率を大幅に下回っているとみられる。 ・2024年、イングランドにおける0~15歳の子供の100万人あたりの検出率は23件であったが、地域差が大きかった。ヨークシャー・アンド・ザ・ハンバー(Yorkshire and the Humber)地方が最も高く(100万人あたり93件)、イングランド東部地方が最も低かった(100万人あたり7件)。 ・2024年に最も多く報告された鉛ばく露源(ESQ101症例に基づく)は、土壌(24%)、塗料(17%)、飲用水給水管(12%)である。報告された他のばく露源には、親又は保護者の職業に起因したもの(6%)、輸入された調理器具・陶器・ピューター(pewter、訳注:合金の一種)(4%)、輸入されたスパイス・食品(2%)、伝統的な薬・薬草剤(1%)等がある。 ・2024年、ESQを完了した82症例のうち93%(76件)が異食行動を報告し、72%(58件)が学習障害を報告した。 (以下、略) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国健康安全保障庁(UKHSA) |
| 情報源(報道) | 英国健康安全保障庁(UKHSA) |
| URL | https://www.gov.uk/government/publications/lead-exposure-in-children-surveillance-reports-from-2021/lead-exposure-in-children-surveillance-system-leicss-annual-report-2025 |