食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06660030164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、「肉・乳製品中の殺生物剤の最大残留基準値(MRLs)-監視対象物質の優先順位付け」と題する報告書を公表
資料日付 2026年1月20日
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概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は1月20日、「肉・乳製品中の殺生物剤の最大残留基準値(MRLs)-監視対象物質の優先順位付け」と題する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 殺生物剤は、消毒や害虫駆除に使用される製品である。殺生物剤は、畜産業や食品の安全な貯蔵・加工において有用で不可欠であることが多く、例えば、と畜場の家畜小屋や作業スペースの消毒、或いは食品の保管場所のゴキブリやネズミの駆除等に使用される。殺生物剤は、その有効成分の残留物を食品中に残すことがある。
 オランダ食品消費者製品安全庁(NVWA)は、殺生物剤由来のどの物質が肉や乳製品に残留しているのか、またこれがヒトの健康に有害であるかどうかを評価したいと考えている。NVWAは現在、主に生肉と牛乳のような未加工製品において、殺生物剤由来の少数の物質を測定している。様々な物質が使用されるため、RIVMは、どの物質を優先的に測定すべきかを判定する手法を開発した。この手法は、肉・乳製品に潜在的に残留する可能性のある殺生物剤由来の全ての物質に関する情報を用いるとともに、殺生物剤の使用目的や、肉・乳製品中の測定結果と健康影響に関する知見等の要素を必要とする(訳注 RIVMが開発した手法の詳細は、当該報告書に記載されている)。
 またRIVMは、加工食品や複合食品においても測定を行うことを推奨する。これは、原料のままの製品を食品に加工する際に、例えば機械の消毒に殺生物剤が使用されるためである。
 さらに、食品に入ることが許容される有効成分の残留物の最大量を特定することが重要である。この目的で使用される基準は、MRLとして知られている。殺生物剤由来の一部の有効成分について、そのような基準値はまだない。他の物質については、農薬や動物用医薬品にも使用されているため、MRLが存在する。しかし、これらの基準では、殺生物剤由来の残留物もまた食品に入りうるという可能性が未だ考慮されていないため、この可能性は依然として組み入れる必要がある。
 既存及び新規のMRLにおいて、それがどのように行われるかは今の時点ではまだ不明である。農薬及び動物用医薬品のMRLを決定するために使用される手法は異なり、殺生物剤について、そのような手法はまだ存在しない。また、これに必要となる様々な欧州規制機関の役割と協力関係も定義されていない。RIVMは、これらの事項について明確にすることを推奨する。
 当該報告書(326ページ、英語、発行年: 2025年)は以下のURLから閲覧可能。https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2025-0126.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/publicaties/maximum-residue-limits-mrls-for-biocides-in-meat-and-dairy-products-prioritisation-of