食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06660020295
タイトル 国連食糧農業機関(FAO)、報告書「アグリフードシステムにおける環境阻害物質:食品安全リスク評価における検討事項」を公表
資料日付 2026年1月20日
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概要(記事)  国連食糧農業機関(FAO)は1月20日、報告書「アグリフードシステムにおける環境阻害物質:食品安全リスク評価における検討事項」を公表した。概要は以下のとおり。
 アグリフードシステムを持続可能な生産へと転換させることは、農業の環境影響を低減し、増大する世界の食料需要を満たすために不可欠である。これには、環境阻害物質(environmental inhibitors、訳注:環境への悪影響を阻害することを目的として用いられる物質)の使用など、革新的で持続可能な慣行の採用が求められる。環境阻害物質は、農業において用いられる化合物であり、その使用目的は、二酸化炭素(CO2)以外の温室効果ガス(GHG)排出量の削減、及び作物生産における窒素の利用向上である。
 現在、多くの環境阻害物質は、動植物に直接使用されるか、あるいは動物が、環境阻害物質を含んでいるかもしれない土壌や飼料の摂取によって、ばく露する可能性があるかのいずれかである。したがって、環境阻害物質の使用が安全上の問題を生む可能性があるという考察は、検討・評価されるべき重要な側面の一つである。
 国際的な議論を支援すべく、FAOは、報告書「アグリフードシステムにおける環境阻害物質:食品安全リスク評価における検討事項」を発表した。以前にFAOが発表した「アグリフードシステムにおける環境阻害物質の使用が食品の安全性に与える影響」に基づき、この新たな報告書は、環境阻害物質の食品安全リスク評価における主要な要素を概説している。
 「環境阻害物質に関する作業は、急速に進化するアグリフードシステムにおける新興の食品安全上の問題を特定・監視・予測することを目的とする、FAO食品安全フォーサイトプログラムの主要重点分野の一つである」と、FAO食品安全担当官Vittorio Fattoriは言う。「この新たな報告書は、これらの化学物質の食品安全リスク評価における実践的なプロセスを説明することを目的としている。」
 本報告書は、環境阻害物質の2つの主要なカテゴリー、すなわちメタン生成抑制剤及び窒素抑制剤に焦点を当てている。メタン生成抑制剤は、反すう家畜からのメタン排出を低減する戦略の一つで、窒素抑制剤は、農地からの窒素の流出を低減する代替的なアプローチを提供するものである。本報告書は、両カテゴリーにおいて、残留物がフードチェーンに移行する可能性を評価することの重要性を強調している。
 本報告書では、環境阻害物質の分類及び使用に関する規制枠組みが、国や地域によって大きく異なることも強調している。こうした違いは、上市前評価に必要なデータが異なることにつながり、国際的な法的調和の必要性を明確に示すものである。
 本報告書は、ニュージーランド政府の支援を受けて作成された。
 当該報告書は、以下のURLから閲覧可能(PDF、54ページ)。
https://openknowledge.fao.org/handle/20.500.14283/cd7224en
 関連する技術的説明は以下のURLから閲覧可能(PDF、4ページ)。
https://openknowledge.fao.org/handle/20.500.14283/cd7658en
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL https://www.fao.org/food-safety/news/detail/fao-launches-report-on-the-food-safety-risk-assessment-of-environmental-inhibitors-in-agrifood-systems/en