食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06650643535 |
| タイトル | 英国毒性委員会(COT)、「母体の食事におけるエキナセアの潜在的健康影響に関する第一声明案」を公表 (4/4) |
| 資料日付 | 2025年12月17日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | (この記事は 4 / 4 ページ目です) (前ページの内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06650642535) エキナセアに関するin vivo毒性学的研究では、毒性は低いことが示唆されている。臨床研究では、エキナセア製品は、胃腸障害やアレルギー性皮膚反応等の軽度かつ可逆的な有害影響を伴いながらも、概ね忍容性が高いと報告されている。エキナセアが結節性紅斑・好酸球増多症・白血球減少症・血小板減少症・肝毒性を引き起こしたという孤立した症例報告(isolated case reports)が確認されるが、因果関係は確証されていない。医薬品安全性監視事例(Pharmacovigilance case)及び特定患者を対象とする追跡調査からも、エキナセアがアトピー性疾患の既往がある患者において、場合によってはアナフィラキシーに相当する重篤なアレルギー反応を誘発する可能性のあることが示唆されている。2014年、欧州医薬品庁(EMA)は、喘息やアトピーの既往がある患者に対しては、エキナセア製剤を慎重に処方するよう推奨している。エキナセアは免疫系を調節する可能性があるため、自己免疫疾患・免疫不全・免疫抑制・白血球系疾患を発症している場合にも推奨されない。 妊娠中にエキナセアと処方薬が相互作用する可能性については不確実性が認められる。In vitro及びin vivo研究から、エキナセアが酵素・Cytochrome P450の活性に影響し、CYP1A2及びCYP3A4の阻害に繋がり得ることが実証されている。しかしながら、エキナセアと市販薬或いは処方薬との相互作用を調査したヒトの研究は限定的であることから、これらのin vitro及びin vivo研究の臨床的意義は不明である。 重金属・真菌・細菌・マイコトキシン・農薬等の汚染物質がハーブ製剤から検出されることがある。エキナセア製剤に含有される潜在的汚染物質が妊婦に及ぼすリスクの程度に関しては、研究が不足しており、不確実性が認められる。複数の研究から、エキナセア製剤から検出されたカドミウム及び鉛の含有量はWHOの制限値よりも低いと報告されているが、一部のエキナセア製品から検出されている汚染物質としての真菌やマイコトキシンは、妊娠中にさらなるリスクをもたらす可能性がある。 総括して、COTは、妊娠中のエキナセアへのばく露に由来する母体の健康へのリスクは低いと判断されるが、堅牢なリスク評価を可能とし、さらに、健康影響に基づく指標値を導出するには情報が不十分である点を強調する。 《COTに検討を要請する質問》 a) COTは本声明案の構成又は内容について意見はあるか? B) COTはリスクの判定及び結論のセクションに同意するか? C) COTは本声明案について他に意見はあるか? (注) 本文書はディスカッションを目的とする。COTの見解を示すものではなく、引用されるべきではない。 本第一声明案の全文は以下より入手可能。 Https://cot.food.gov.uk/sites/default/files/2025-12/Echinacea%20in%20the%20maternal%20diet%20draft%20statement%20TOX202545%20Acc%20V%20SO.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国毒性委員会(COT) |
| 情報源(報道) | 英国毒性委員会(COT) |
| URL | https://cot.food.gov.uk/First%20Draft%20Statement%20on%20the%20potential%20health%20effects%20of%20Echinacea%20in%20the%20maternal%20diet |