食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06650380314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、”コンパクトに解説:「永遠の化学物質」フライパンの中のPFAS”と題して新しいポッドキャスト配信がスタートしたことを公表 |
| 資料日付 | 2026年1月13日 |
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| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は1月13日、”コンパクトに解説:「永遠の化学物質」フライパンの中のPFAS”と題して新しいポッドキャスト配信がスタートしたことを公表した。概要は以下のとおり。 健康情報を簡潔かつ的確に。これが新しいポッドキャスト形式「リスク・コンパクト」が提供するものである。8~10分で、実際の健康リスクや認識されている健康リスクに関する複雑な問題を正確かつ明確に説明する。BfRは、音声配信(訳注:上記「リスク・コンパクト」のこと)を拡大する。既存の「リスク」ポッドキャストは、会話形式を使って、あるトピックのさまざまな側面に楽しく光を当てるものだが、新しい形式では、問題の核心に焦点を当てるものである。常に事実に基づき、落ち着いた内容で、時間が空いた時や外出先での手軽な情報源として、最も重要な疑問や背景情報を、専門家の音声を交えて解説する。初回のエピソードでは、フライパンに含まれるいわゆる「永遠の化学物質」PFASがもたらす健康リスクについて扱っている。今回の「リスク・コンパクト」の配信概要は以下のとおり。 PFASは、10,000種類を超える物質のグループである。これらは非常に耐久性が高く、撥水性、撥油性に優れている。このグループの多くの物質は、非常に高い圧力と高温にも耐えることができる。このような特殊な性質を持つため、PFASは数多くの日用品に使用されている。「テフロンという商品名で知られるフライパンの焦げ付き防止加工は、よく知られた例である」と生物学者のクラウディア・ローレンツ(Claudia Lorenz)博士は「リスク・コンパクト」のポッドキャストで説明している。「他の典型的な例としては、スマートフォンのタッチスクリーンや、テントやジャケットのようなアウトドア用品のコーティングがある。しかし、PFASは、血液バッグやインプラントなどの多くの医療製品、工業プラントやモーターなどの技術機器にも使用されている。PFASの寿命が長いことは、通常これらの用途では非常に望ましいことである。しかし、これらの物質の高い安定性は、環境にとって大きな問題を引き起こす。「PFASは環境に放出されると、非常にゆっくりとしか分解しないからである」とローレンツ博士は説明する。「PFASは環境中に蓄積する。そのため、”永遠の化学物質”と呼ばれることが多い」。 これらの化学物質は、気流や水流に乗って世界中に拡散する。更に、食物連鎖に入り込み、動植物に吸収される。環境中のPFASの蓄積を減らすため、EUレベルで禁止手続きが進められている。連邦労働安全衛生研究所、連邦環境庁、BfRは、他のEU諸国のパートナー当局とともに、論拠と枠組み条件を提案する文書を作成した。個々の物質を禁止する代わりに、いくつかの例外を除いてPFASグループ全体を規制することも考えられる。「これによって、禁止されたPFASが単に別のPFASに取って代わられるのを防ぐことができる」とローレンツ博士は説明する。現在、PFASに代わる有効な代替物質がない分野については、例外を設け、長い移行期間を設けることもできる。 一方、禁止措置はキッチン用品の購入に比較的早く影響を与える可能性がある。フライパンなどにみられるような従来のノンスティック・コーティング(訳注:食材がくっつきにくくなる加工のこと)は、一般的にPFASグループに属する物質であるPTFE(訳注 ポリテトラフルオロエチレン)をベースにしている。したがって、このようなコーティングが施されたフライパンや鍋などの調理用品は、数年後には市場から姿を消すかもしれない。 しかし、そのようなフライパンを持っている人は、安心して使い続けることができる。PFASの使用禁止は、何よりもまず、PFASが環境に及ぼす影響を考慮したことに基づくためである。一方、フライパンのノンスティック・コーティングによる健康リスクは、極めて低いと考えられる。なぜなら、コーティングは「不活性」であり、フライパンの中の食品と反応しないからである。「この物質は通常、揚げ物や調理中の食品に混入しないので、体内に入ることはない」とローレンツ博士は説明する。フライパンをこすっているときにコーティングの小さな破片が剥がれて食品に混入したとしても、健康への悪影響は予想されない。「不活性」な化学的特性により、これらの破片は通常、排泄されるだけである。唯一の問題は、鍋やフライパンが極端に過熱された場合である。360℃以上になると、有害な煙が発生する可能性がある。「そのため、コーティングされた鍋やフライパンは、空のままコンロに置いてはいけないのである」とローレンツ博士はアドバイスする。 ポッドキャスト全エピソードは、以下のURLから聴取可能(訳注:ドイツ語音声のみ。今回のエピソードは8分46秒) https://podcast.bfr.bund.de/11-kompakt-ewigkeitschemikalien-pfas-in-der-bratpfanne-bald-verboten-011 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | https://www.bfr.bund.de/presseinformation/kompakt-erklaert-ewigkeitschemikalien-pfas-in-der-bratpfanne/ |