食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06640480104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、生カキ(牡蠣)と関連した複数州にわたるサルモネラ属菌集団感染について公表(初報)
資料日付 2025年12月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は12月23日、生カキ(牡蠣)と関連した複数州にわたるサルモネラ属菌集団感染について公表した(初報)。概要は以下のとおり。
1. 本集団感染の患者は、生カキを喫食したと報告している。CDC及び米国食品医薬品庁(FDA)は、カキの共通する供給源を特定する調査に取り組んでいる。生カキは年中いつでも微生物に汚染されている可能性がある。
2. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びにFDAは、複数州にわたるSalmonella Telelkebir集団感染の原因となった食品を特定するために、様々な種類のデータを収集している。
 疫学調査のデータにより、カキがサルモネラ属菌に汚染されており、本集団感染の病因となっている可能性が示されている。CDC及びFDAは、これらのカキの供給源の特定に取り組んでいる。
3. 2025年12月23時点で、サルモネラ属菌の当該集団感染株に感染した64人が22州(ペンシルベニア州、ニューヨーク州、他)から報告されている。発症日は2025年6月21日から11月28日までである。情報が得られた44人のうち、20人が入院した。死亡者の報告はない。
4. 公衆衛生当局は、患者の年齢、人種、民族的帰属、その他の人口統計情報、及び患者が発症前の1週間に喫食した食品等、様々な種類の情報を収集する。この情報は調査員が当該集団感染の発生源を特定するのに役立つ手がかりを提供する。
 以下は、本集団感染の患者についての統計情報である(「n」は各統計のための情報が得られた人数)。
・年齢(n=55) 範囲: 10歳~76歳、年齢中央値52歳
・性別(n=64) 女性: 36%、男性: 65%
・人種(n=41) 白人: 85%、アフリカ系米国人/黒人: 12%、ハワイ先住民又はその他の太平洋島民: 2%
・民族(n=41) 非ヒスパニック系: 95%、ヒスパニック系: 5%
5. 州及び地方の公衆衛生当局は、発症前の1週間に喫食した食品について患者に聞き取り調査を行っている。聞き取り調査を受けた27人のうち、20人(74%)が生カキを喫食したと報告した。この割合は、FoodNet住民調査(下痢性疾患に関連する様々な食品の喫食頻度を推定するのに役立つ調査)で生カキを喫食すると報告した回答者の1.6%よりも有意に高かった。この違いは、本集団感染の患者が生カキを喫食して発症したことを示唆している。
6. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、患者の検体に由来する細菌が遺伝的に近縁であることが示された。これは、当該集団感染の患者が同じ食品により発症した可能性を示唆する。
7. 59人の検体に由来する細菌のWGS分析では、いずれの抗菌性物質への耐性も予測されなかった。さらなる情報は、全米薬剤耐性監視システム(NARMS)のサイトで入手できる。
8. 生カキは年中いつでも微生物に汚染されている可能性がある。食中毒のリスクを低減するためには、カキは喫食前に加熱調理すること。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/salmonella/outbreaks/oysters-12-25/index.html