食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06640150149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えLichtheimia ramosa AE-PER株由来食品用酵素ロイシルアミノペプチダーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表
資料日付 2025年12月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月22日、非遺伝子組換えLichtheimia ramosa AE-PER株由来食品用酵素ロイシルアミノペプチダーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表した(11月12日採択、PDF版11ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9763)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素ロイシルアミノペプチダーゼ(AMPアミノヒドラーゼ; EC 3.4.11.1)は、非遺伝子組換えLichtheimia ramosa AE-PER株を用いて、Amano Enzyme Inc.(天野エンザイム株式会社)により生産される。
 当該食品用酵素の安全性評価は実施済みであり、EFSAは当該食品用酵素を5種の食品製造工程にて使用する場合、安全性上の懸念は提起されないと結論している。その後、申請者は新たに7種の工程を追加する用途拡張及び用量変更を要請した。本評価において、EFSAは、以下の計12種の食品製造工程における使用を対象とし、当該食品用酵素の安全性評価を更新する。
 1. 香料製剤製造用の乳製品加工工程(用量変更)
 2. 加工乳タンパク質製造用の乳製品加工工程(用量変更)
 3. 卵及び卵製品の加工工程(新規追加)
 4. タンパク加水分解物製造用の肉製品・魚製品の加工工程(用量変更)
 5. 焼成製品製造用の穀類(cereal)・その他の穀粒(grain)の加工工程(新規追加)
 6. 焼成製品以外の穀類由来製品製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程(新規追加)
 7. 蒸留アルコール製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程(新規追加)
 8. 茶及びその他のハーブ煎じ液・フルーツ煎じ液製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程(新規追加)
 9. 植物抽出物製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程(新規追加)
 10. 乳及び乳製品の植物由来代替品製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程(新規追加)
 11. タンパク加水分解物製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程(用量変更)
 12. 酵母及び酵母製品の加工工程(用量変更)
 残留する当該食品用酵素-総有機固形物(TOS)は、工程7においては除去されるため、食事性ばく露は、その他11種の工程に対してのみ算出され、欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大35.145 mg TOS/kg体重と推定された。
 前回報告した無毒性量(試験された最高用量である1,792mg TOS/kg体重/日)と組み合わせ、EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、各年齢層に対して以下のばく露マージン(MOE)を導出した。
 51(乳児・4~11か月齢)、92(幼児・12~35か月齢)、795(小児・3~9歳)、1,486(青少年・10~17歳)、2,791(成人・18~64歳)、2,982(高齢者・65歳以上)
 改定されたMoE及び前回の評価に基づき、FEZパネルは、当該食品用酵素は改定された意図される使用条件下において、小児・青少年・成人・高齢者に対しては、安全性上の懸念を提起しないと結論する。しかしながら、算出されたMoEは、乳児及び幼児向け食品における当該食品用酵素の安全な使用を証拠立てるものではない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2025.9763