食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06640120149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えAspergillus oryzae NZYM-PH株由来食品用酵素トリアシルグリセロールリパーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2025年12月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月18日、遺伝子組換えAspergillus oryzae NZYM-PH株由来食品用酵素トリアシルグリセロールリパーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(11月12日採択、PDF版15ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9768)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素トリアシルグリセロールリパーゼ(トリアシルグリセロールアシルヒドロラーゼ; EC 3.1.1.3)は、遺伝子組換えAspergillus oryzae NZYM-PH株を用いて、Novozymes A/S.により生産される。
 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。
 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞及びそのDNAを含有しないと判断された。
 当該食品用酵素は、以下の6種の食品製造工程にて使用されることが意図されている。
 1. 加工乳タンパク質製造用の乳製品加工工程
 2. 卵及び卵製品の加工工程
 3. 焼成製品製造用の穀類(cereal)・その他の穀粒(grain)の加工工程
 4. 焼成製品以外の穀類由来製品製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程
 5. 乳及び乳製品の植物由来代替品製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程
 6. タンパク加水分解物製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程
 欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大0.226 mg総有機固形物(TOS)/kg体重と推定された。
 遺伝毒性試験において安全性上の懸念は示されない。全身毒性は、ラットを用いた90日間反復経口投与毒性試験により評価された。EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、試験された最高用量である1,283 mg TOS/kg体重/日を無毒性量と特定し、これを推定食事性ばく露量と比較した結果、ばく露マージンは少なくとも5,677と算出された。
 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの相同性を検索したところ、一致は検出されなかった。FEZパネルは、当該食品用酵素への食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと見なすが、当該事象が発生する可能性は低いと判断する。
 提供されたデータに基づき、FEZパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において、安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2025.9768