食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06640090475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、フッ化ナトリウムをヒトの健康に対する内分泌かく乱物質(区分1)、及び生殖毒性物質(区分1B)に分類する同庁の提案について情報を提供
資料日付 2025年12月18日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は12月18日、フッ化ナトリウムをヒトの健康に対する内分泌かく乱物質(区分1)、及び生殖毒性物質(区分1B)に分類する同庁の提案について情報を提供した。概要は以下のとおり。
 CLP規則(化学物質及び混合物の分類、表示、包装に関する規則)の枠内で行われた評価の結果、ANSESは、フッ化ナトリウムをヒトの健康に対する内分泌かく乱物質(区分1)、及び生殖毒性物質(区分1B)に分類することを提案している。この科学的ドシエは、欧州化学品庁(ECHA)のウェブサイトで2026年1月16日まで公開協議に付されている。
 内分泌かく乱物質に関する第2次国家戦略(SNPE2)の枠内で、フッ化ナトリウムは、その潜在的な内分泌かく乱特性のため、優先的に評価すべき物質として特定されていた。したがってANSESは、CLP規則の枠内で当該物質がもたらす可能性のあるハザードの種類を評価するために、入手可能なデータを検討した。2022年からCLP規則に「内分泌かく乱物質」の危険有害性クラスが加わり、これにより化学物質の用途に関わらず、その識別が可能となった。
「神経発達と生殖能力に対する有害影響」
 フッ化ナトリウムは、すでに以下のハザードに関して分類されている:
・急性毒性(経口)、区分3(H301、経口摂取すると毒性がある)
・皮膚刺激、区分2(H315、皮膚刺激を引き起こす)
・眼への刺激、区分2(H319、重度の眼刺激を引き起こす)
 げっ歯類を用いた実験研究及びヒトの健康の疫学研究により、フッ化ナトリウムが、妊娠中のばく露により神経発達に影響を及ぼし、また甲状腺機能を変化させることが明らかにされている。これらの影響は経口ばく露後に観察される。さらに、動物モデルを用いた研究により、生殖能力を損なうことが明らかにされている。
 したがって、ANSESは当庁の評価を踏まえ、フッ化ナトリウムの調和された分類を以下の危険有害性クラスに拡張することを推奨する:
・ヒトの健康に対する内分泌かく乱物質、区分1(EUH380、ヒトに内分泌かく乱作用を引き起こす可能性がある)
・生殖毒性、区分1B(EUH360F、生殖能力を損なう可能性がある)
 フッ化ナトリウムの調和された分類案は、2026年1月16日までECHAウェブサイトで公開協議に付されている。
 この協議段階の後、ANSESは寄せられた意見に回答する。当初の提案、意見ならびにANSESによる回答は、ECHAのリスク評価委員会によって分析され、同委員会はその後、フッ化ナトリウムの調和された分類の更新に関する意見を表明する予定である。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/fluorure-de-sodium-proposition-de-classement-comme-perturbateur-endocrinien-et-toxique-pour