食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06631050149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えトウモロコシDP202216×NK603×DAS-40278-9の評価に関する科学的意見書を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2025年12月5日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月5日、遺伝子組換えトウモロコシDP202216×NK603×DAS-40278-9の評価に関する科学的意見書を公表した(申請GMFF-2022-6232、10月30日採択、PDF版30ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9746)。概要は以下のとおり。 《背景》 遺伝子組換え食品及び飼料に関する規則(EC) No 1829/2003の下、Corteva Agriscience LLCから申請GMFF-2022-6232が提出されたことを受け、EFSAの遺伝子組換え生物に関するパネル(GMOパネル)は、遺伝子組換え食品及び飼料の認可申請に関する規則(EU) No 503/2013に従い、遺伝子組換え(GM)除草剤耐性及び潜在的収量増加トウモロコシ(Zea mays L.) DP202216×NK603×DAS-40278-9(Unique Identifier DP-2O2216-6xMON-OO6O3?6xDAS-4O278-9)の安全性に関し科学的意見を表明するよう求められており、さらに、下位掛け合わせ系統群(sub-combinations)の安全性に関しては、それらの起源とは別に科学的意見を表明するよう求められている。GMFF-2022-6232の対象範囲は、トウモロコシDP202216×NK603×DAS-40278-9の欧州連合(EU)域内における輸入、加工、食品・飼料としての用途であり、EU域内における栽培は含まれない。 「下位掛け合わせ系統」という用語は、3系統から成るスタック・トウモロコシに存在するイベントの内、2ベントまでの任意の組み合わせを指す。トウモロコシDP202216×NK603×DAS-40278-9の収穫された穀粒中において分離した子孫として生じる下位掛け合わせ系統の安全性は、3イベントから成るスタック・トウモロコシの評価の文脈において評価される。標的を定めた育種アプローチによる交配により作出される、あるいは、作出される可能性があり、3イベントから成るスタックとは別に育種・生産・販売可能である下位掛け合わせ系統群の安全性は、本科学的意見書においてはリスクを個別に評価する。 3イベントから成るスタック・トウモロコシは、以下の3系統の単一イベントを交配して作出されている。 ・ DP202216: グルホシネートアンモニウム含有除草剤耐性を付与するホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼ酵素(PAT)、及び、圃場において収量を増加させる可能性がある、発現を変化させたトウモロコシ内在性タンパク質ZMM28を発現 ・ NK603: グリホサート系除草剤耐性を付与するAgrobacterium CP4株由来3-ホスホシキミ酸-1-カルボキシビニルトランスフェラーゼ(CP4 EPSPS)及びそのアミノ酸置換型(CP4 EPSPS L214P)を発現 ・ DAS-40278-9: 2,4-D及びアリールオキシフェノキシプロピオネート(AOPP)クラス除草剤耐性を付与するアリールオキシアルカン酸ジオキシゲナーゼ(AAD-1)を発現 《データ及び方法論》 GMOパネルは、GM植物のリスク評価及び市販後環境モニタリング(PMEM)に関して適用されるガイドライン記載の適用範囲・適切な原則を参照し、3イベントから成るスタック・トウモロコシ及びその下位掛け合わせ系統群を評価している。以下の情報を考慮している。 ・ 申請GMFF-2022-6232にて提出された情報 ・ リスク評価中に申請者から提供された追加情報 ・ 加盟国から提出された科学的コメント ・ 関連する科学文献 申請GMFF-2022-6232においては、3系統の単一イベント(DP202216、NK603、DAS-40278-9)及び1系統の下位掛け合わせ系統に関する以前の評価が、3イベントから成るスタック・トウモロコシの評価及びその全ての下位掛け合わせ系統の評価の基盤となった。GMOパネルは以前の評価において、安全性上に関する懸念を特定していない。3系統の単一トウモロコシ・イベントに関する安全性上の問題は、最新のバイオインフォマティクス解析からは特定されておらず、さらに、前回のGMOパネルの科学的意見書の公表以降に申請者からも報告されていない。よって、GMOパネルは、単一トウモロコシ・イベントの安全性に関する以前の結論は依然として有効であると判断する。 3イベントから成るスタック・トウモロコシのリスク評価には、挿入DNAの分子特性評価及びタンパク質発現分析が含まれる。農業特性・表現型特性・成分組成特性の比較分析を実施し、さらに、新たに発現するタンパク質群及びホールフード(whole food)・ホールフィード(whole feed)の安全性は、潜在的毒性・アレルゲン性・栄養学的特性の観点から評価している。さらに、環境への影響及び市販後環境モニタリング(PMEM)計画も評価されている。 《分子特性評価》 分子特性評価データから、3イベントから成るスタック・トウモロコシにおいて組み合わされたDP202216、NK603、DAS-40278-9の各イベントは、完全性を維持していることが立証されている。タンパク質発現分析では、新たに発現するタンパク質の発現量は、3イベントから成るスタック・トウモロコシと各単一イベントにおいて同等であると実証されている。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06631051149) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2025.9746 |