食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06630790470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、「欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)におけるパンデミック前の人獣共通感染症のインフルエンザに対する準備と対応に関するシナリオ」と題する文書を公表
資料日付 2025年12月4日
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概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は12月4日、「欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)におけるパンデミック前の人獣共通感染症のインフルエンザに対する準備と対応に関するシナリオ」と題する文書を公表した。同文書公表に係るプレスリリースの概要は以下のとおり。
 ECDCはヒトにおける鳥インフルエンザ及び豚インフルエンザと戦うための戦略を明確化する。
 鳥類における前例のないアウトブレイクは、早期検出と準備対応の必要性を強調している。
 この秋、欧州では野鳥や家きんにおける鳥インフルエンザA(H5N1)の症例が急増している。鳥類間での広範な流行は、感染動物へのヒトのばく露及びその後のウイルスのヒトへの異種間伝播(spilling over)のリスクを高めている。
 ECDCは本日、世界的大流行(パンデミック)も含めた、潜在的な動物関連インフルエンザの脅威の検出・対応について、欧州各国を支援するための手引き及びツールを公開した。
 「現在、欧州の人々のリスクは低いものの、鳥インフルエンザは欧州全域の動物における広範な感染事例の発生により、依然として深刻な公衆衛生上の脅威となっている」とECDC呼吸器ウイルス部門長のEdoardo Colzani氏は述べる。「早期警戒の兆候を見逃さず、公衆衛生上の対応が迅速かつ調整され、効果的であることを確保する必要がある。当該文書は、各国が動物からヒトへのインフルエンザ伝播に備え、対応するための明確で柔軟な枠組みを提供する。」
 この新しい手引きでは、EU/EEAにおいてヒト症例は報告されていないものの、鳥インフルエンザウイルスが動物間で広く伝播しているという現状から、ヒトの感染やパンデミックにつながり得るヒトからヒトへの伝播の可能性というより深刻な事態まで、実践的な対応シナリオを設定している。
 この枠組みは、リスクの進展に応じて各国が迅速かつ適切に行動できるよう設計されている。これには監視や検査体制の強化から、保護具の確保、国民への明確な情報提供に至るまで、一連の公衆衛生対応策が含まれる。また、ゲノムサーベイランス、検査能力の構築、リアルタイムでのデータ共有の重要性も強調している。
 重要な点として、本ガイダンスは、ヒトの健康が動物や環境の衛生と密接につながっていることを認識する「ワンヘルス」アプローチを採用している。獣医サービス、農業、公衆衛生の緊密な連携は、脅威を早期に検出し封じ込め、欧州の人々を守るために不可欠である。
 本手引きは、欧州食品安全機関(EFSA)、欧州医薬品庁(EMA)、欧州労働安全衛生庁(EU-OSHA)、鳥インフルエンザに関する欧州リファレンスラボラトリー、そして各国の専門家との緊密な協力のもとで作成された。これらの資料は、各国が推奨事項を自国の準備対応計画に組み込むための支援を目的として作成されている。
 当該手引き文書は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/scenarios-pre-pandemic-zoonotic-influenza-preparedness-and-response
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/news-events/ecdc-defines-strategies-fight-avian-and-swine-flu-humans