食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06630270298 |
| タイトル | 国際がん研究機関(IARC)、アトラジン(atrazine)、アラクロール(alachlor)、ビンクロゾリン(vinclozolin)の発がん性に関するIARCモノグラフ評価の結果を公表 |
| 資料日付 | 2025年11月21日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 国際がん研究機関(IARC)は11月21日、アトラジン(atrazine)、アラクロール(alachlor)、ビンクロゾリン(vinclozolin)の発がん性に関するIARCモノグラフ評価の結果を公表した。概要は以下のとおり。 3種類の農薬(除草剤アトラジン及びアラクロール、殺菌剤ビンクロゾリン)に関する最新のIARCモノグラフの評価結果が、The Lancet Oncology誌に掲載された。この要約論文では、IARCモノグラフ会合第140巻の結論が提示されている。 アトラジンは、1998年にIARCモノグラフプログラムの第73巻ですでに評価された。アラクロール及びビンクロゾリンは初めて評価された。 除草剤アトラジン及びアラクロールは、芝生やトウモロコシ等の作物の雑草防除に世界中で広く使用されてきた。ビンクロゾリンは、主に果物や野菜に使用される農業用殺菌剤である。 作業部会は、(i)ヒトにおけるがんの限定的な証拠と実験動物におけるがんの十分な証拠、及び(ii)ヒトにおけるがんの限定的な証拠と実験系における有力な作用機序の証拠(mechanistic evidence)という組み合わせに基づき、アトラジンとアラクロールの双方を「おそらくヒトに対して発がん性がある(probably carcinogenic to humans)(グループ2A)」と評価した。アトラジンについては、染色体転座t(14;18)(※訳注)陽性の非ホジキンリンパ腫との正の関連が認められている。アラクロールと喉頭がんとの間に正の関連が認められている。 ビンクロゾリンは、実験動物におけるがんの十分な証拠と実験系における有力な作用機序の証拠に基づき、「ヒトに対して発がん性がある可能性がある(possibly carcinogenic to humans)(グループ2B)」と分類された。ヒトにおけるがんに関する証拠は不十分であった。 完全な科学的評価は、IARCモノグラフ第140巻として発表される予定である。 当該要約論文(https://doi.org/10.1016/S1470-2045(25)00702-8)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(25)00702-8/abstract 当該Q&Aは以下のURLから閲覧可能。 https://www.iarc.who.int/wp-content/uploads/2025/11/QA-Mono-Vol140.pdf 当該インフォグラフィックは以下のURLから閲覧可能。 https://www.iarc.who.int/wp-content/uploads/2025/11/infographic_mono_vol_140.jpg (※訳注) 染色体転座t(14;18)とは、染色体転座の一種であり、14番染色体と18番染色体の間で遺伝子が異常に再配置される現象のことである。この転座では、免疫グロブリン重鎖遺伝子(IGH、14番染色体)とBCL2遺伝子(18番染色体)が融合し、結果として、BCL2遺伝子が過剰に発現することによって、細胞のアポトーシス(自然死)が抑制され、非ホジキンリンパ腫(特に濾胞性リンパ腫)の発症に関与する。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 国際がん研究機関(IARC) |
| 情報源(報道) | 国際がん研究機関(IARC) |
| URL | https://www.iarc.who.int/news-events/iarc-monographs-evaluation-of-the-carcinogenicity-of-atrazine-alachlor-and-vinclozolin/ |