食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06630240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えTrichoderma reesei AR-715株由来食品用酵素セルラーゼの安全性評価に関する科学的意見書
資料日付 2025年12月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月11日、遺伝子組換えTrichoderma reesei AR-715株由来食品用酵素セルラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(11月13日採択、PDF版15ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9776)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素セルラーゼ(4-(1,3; 1,4)-β-D-グルカン4-グルカノヒドロラーゼ; EC 3.2.1.4)は、遺伝子組換えTrichoderma reesei AR-715株を用いて、AB Enzymes GmbH.により生産される。
 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。
 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞及びそのDNAを含有しないと判断された。
 当該食品用酵素は、以下の7種の食品製造工程にて使用されることが意図されている。
 1. デンプン画分及びグルテン画分製造用の穀類(cereal)・その他の穀粒(grain)の加工工程
 2. 醸造製品製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程
 3. 蒸留アルコール製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程
 4. 蒸留アルコール飲料製造用の果物・野菜の加工工程
 5. 食用油製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程
 6. コーヒー抽出物製造用の植物由来製品・真菌類由来製品の加工工程
 7. 植物抽出物製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程
 残留する当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)は、工程1・3・4・5においては除去されるため、食事性ばく露は、その他3種の工程に対してのみ算出され、欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大0.070 mg TOS/kg体重と推定された。
 遺伝毒性試験において安全性上の懸念は示されない。全身毒性は、ラットを用いた90日間反復経口投与毒性試験により評価された。EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、試験された最高用量である1,000 mg TOS/kg体重/日を無毒性量と特定し、これを推定食事性ばく露量と比較した結果、ばく露マージンは少なくとも14,286と算出された。
 当該セルラーゼのアミノ酸配列と既知アレルゲンとの相同性を検索したところ、一致は検出されなかった。FEZパネルは、当該食品用酵素への食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと見なすが、当該事象が発生する可能性は低いと判断する。
 提供されたデータに基づき、FEZパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において、安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2025.9776