食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06630080314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、食品中の鉛に関するBfRのミールスタディ(BfR-MEAL Study)の評価に関する意見書を公表
資料日付 2025年11月19日
分類1 -
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は11月19日、食品中の鉛に関するBfRのミールスタディ(BfR-MEAL Study)の評価に関する意見書(Stellungnahme)を公表した。概要は以下のとおり。
 鉛は自然の過程と人間の活動の両方によって放出され、その結果、環境及び食物連鎖に入り込む。成人において最も高い鉛の濃度は、肝臓、腎臓、及び骨に見られる。骨では鉛が数十年にわたり残留することがあるが、特定の状況下では再び放出されることもある。鉛の毒性作用は、特に腎臓、心血管系、及び中枢神経系に影響する。一般集団は、食品、水、空気、ほこりなど、さまざまな経路を通じて鉛にばく露される。また、鉛を含む陶器やタバコ(煙)によってもばく露が生じる可能性がある。
 本意見書では、BfRが食品を介した鉛摂取について検討している。食品中の鉛含有量に関する測定データは、ドイツで初めて実施されたトータルダイエットスタディであるBfR-MEAL Study(ばく露評価と食品分析のための食事)に基づいている。この研究では、食品を購入し、家庭での一般的な方法で調理した後、その成分について分析を行った。その中には鉛も含まれる。これらの含有量は、食品に由来する潜在的な鉛摂取量をより適切に推定するために、さまざまな摂取調査のデータと組み合わせられた。
 すべての年齢グループにおいて、「穀類及び穀類製品」並びに「水及び水ベースの飲料」が、それぞれ15%から20%を占め、平均鉛摂取量へ最も大きく寄与していた。次いで「複合料理」が8%から11%を占めた。成人では「コーヒー、カカオ、茶」のグループが平均ばく露量の約16%を占めており、ここでは特にコーヒーが主要な寄与食品である。子どもの鉛摂取量の推定に加え、当該評価では血中鉛濃度も評価に利用された。鉛は特に低年齢層(1~2歳の幼児)において、発達神経毒性影響のリスクと関連している。この背景を踏まえると、食品摂取による子どもの推定鉛摂取量は、青年や成人と比べて高い(最大で4~5倍)ことは留意すべきである。現状の知見に基づけば、安全とされる摂取量は存在しないため、鉛の摂取は引き続き可能な限り最小化すべきである。
 当該意見書は以下のURLから入手可能。
https://www.bfr.bund.de/assets/01_Ver%C3%B6ffentlichungen/Stellungnahmen_deutsch/auswertung-der-bfr-meal-studie-zu-blei-in-lebensmitteln.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL https://www.bfr.bund.de/stellungnahme/auswertung-der-bfr-meal-studie-zu-blei-in-lebensmitteln/