食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06620540307
タイトル スペイン食品安全栄養庁(AESAN)、侵入性雑草テオシントのトウモロコシ作物への流入がもたらす潜在的影響の評価をスペイン及びフランスの研究機関が実施することを公表
資料日付 2025年11月5日
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概要(記事)  スペイン食品安全栄養庁(AESAN)は11月5日、侵入性雑草テオシントのトウモロコシ作物への流入がもたらす潜在的影響の評価をスペイン及びフランスの研究機関が実施することを公表した。概要は以下のとおり。
 AESANは、その下位組織であるMargarita Salas生物学研究センター(CIB-CSIC)及び国立農業・食品研究技術機関(INIA-CSIC)を通じて、スペイン科学技術最高評議会(CSIC))と協力協定を締結し、さらに、リェイダ大学、アラゴン農業食品研究技術センター(CITA)とも協力協定を締結した。
 この合意により、欧州食品安全機関(EFSA)から資金提供される、侵入性雑草テオシントの流入が欧州連合(EU)におけるトウモロコシ栽培に及ぼす潜在的影響の評価を目的とする、オーダーメイドの活動を展開する。この取り組みには、フランス国立農業食品環境研究所(INRAE)も参加する。EFSAは、参加するスペインの機関に対し、総額436,900ユーロの資金を割り当て、スペインにおけるEFSAのフォーカルポイントであるAESANがこれを管理する。
 テオシントはメキシコ原産の野生植物で、トウモロコシの祖先と考えられている。近年、EUでは2か国において、その存在が確認されている(フランスで1990年以降、スペインで2014年以降)。この侵入種はトウモロコシ作物の収穫に甚大な損害をもたらす可能性があるほか、遺伝子組換えトウモロコシからテオシントへの交雑による遺伝子伝播のリスクもある。本プロジェクトの目的は、欧州のトウモロコシ作物へのテオシントの侵入がもたらす潜在的影響を評価し、特にテオシント及び生じ得るトウモロコシとテオシントの交雑種のモニタリング・管理に重点を置く。また、トウモロコシとテオシントの間での遺伝子流動に起因するリスク、特にこの侵入性植物への除草剤耐性及び/又は昆虫抵抗性の形質伝播についての評価も行う。
 実施予定の当該研究活動の具体的な目的は、EFSAが特定した知識のギャップに関する研究の実施である。
(1)EUのトウモロコシ栽培におけるテオシントの分布、侵入量、重要性
(2)管理条件下及び圃場における、テオシントと害虫/穿孔虫抵抗性Btトウモロコシ品種の交雑頻度、及びテオシントと除草剤耐性品種の交雑頻度
(3)トウモロコシ穿孔虫及びその他の鱗翅目昆虫の宿主植物としてのテオシント及びその子孫の適性、並びにトウモロコシとテオシントの交雑種におけるCry1Abタンパク質の発現
(4)トウモロコシから組み込まれたゲノム領域、及びそれらのゲノム領域とテオシントの生物学的特性との関係に関する、特に侵入種としてのテオシントのポテンシャルに着目した研究
 このプロジェクトの結果は、テオシントに関連するリスクを予防する政策、及び影響をうける農業地域において適用され得る耐性管理に関する戦略の策定に寄与するものとなる。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペイン食品安全栄養庁(AESAN)
情報源(報道) スペイン食品安全栄養庁(AESAN)
URL https://www.aesan.gob.es/AECOSAN/web/noticias_y_actualizaciones/noticias/2025/Convenio_maiz_teosinte.htm