食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06610360505
タイトル スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、シグナルレポート「Bacillus cytotoxicus: ジャガイモのデンプンを含有する食品及び昆虫を主原料とする食品における存在、持続生残性(persistance)及び重要度」を公表
資料日付 2025年9月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スイス連邦食品安全獣医局(BLV)は9月22日、シグナルレポート「Bacillus cytotoxicus: ジャガイモのデンプンを含有する食品及び昆虫を主原料とする食品における存在、持続生残性(persistance)及び重要度」(3ページ、フランス語)を公表した。概要は以下のとおり。
・イントロダクション(省略)
・問題提起
 最新の研究により、スイスで小売販売されているフレーク状マッシュポテトにおいて、B. cytotoxicusの汚染率(prevalence)が95%であることが明らかになった。
 英国で最近行われたいくつかの研究では、昆虫を主原料とするいくつかの食品にもB. cytotoxicusが存在することが示されている。特性評価された数株のB. cytotoxicusに対して実施された細胞毒性試験では、その細胞毒性作用がゼロから極めて高いレベルまでさまざまでありうることが明らかになった。3年の間に、いくつかの英国の食品部門企業が英国食品基準庁(FSA)に対し、B. cereus群の病原体による潜在的な汚染事例10件を報告しており、そのうち2件がB. cytotoxicusに関連していた。
 スイスにおける食品中のB. cytotoxicusの役割は、まだ明らかになっていない。
・早期検出の評価(省略)
・活動
 BLVは、チューリッヒ大学食品安全衛生研究所(ILS)に対し、リスクのある製品、特にデンプン含有食品や昆虫含有食品について、探索的な汚染率調査の実施を依頼した。また、昆虫を主原料とする食品を論じる文献の調査も実施する必要がある。
・結果(省略)
・結論
 探索的研究により、B. cytotoxicusはジャガイモ含有食品に広く分布しているが、中温性温度(30~42℃)では検出されないことが多いことが明らかになった。B. cereus群は耐性と持続生残性があり、それらの芽胞が加工施設に定着するため、汚染が頻繁に起こる可能性が高い。データはまた、製造施設における持続的な生残の可能性を示している。
 B. cytotoxicusの潜在的な病原性には大きなばらつきがある。ほとんどの株は、30℃でベロ細胞に対し細胞毒性作用を及ぼさないが、より高い温度や腸管細胞系統では、毒性レベルが高まる可能性がある。しかし、特定の株は強い細胞毒性作用を有し、死者を出している。これがCytK-1の発現のみによるものであるのか、或いは複数のエンテロトキシンの組み合わせによるものなのかは不明である。
 ゲノム解析により、2つのクラスターが明らかになった。一つは、主にジャガイモに関連する分離株のクラスターで、もう一つは昆虫由来分離株とジャガイモ関連分離株が混ざったクラスターである。
 ジャガイモのデンプンを含有する食品の製造業者は、HACCP計画を策定する際に、この病原体群を考慮に入れるべきであろう。集団食中毒にこれらの食品が含まれる場合、B. cytotoxicusを潜在的な原因として考慮すべきである。
・参考文献(省略)
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
情報源(報道) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
URL https://www.blv.admin.ch/dam/blv/fr/dokumente/lebensmittel-und-ernaehrung/publikationen-forschung/signal-report-bacillus-cytotoxicus.pdf.download.pdf/Signal%20Report%20Bacillus%20cytotoxicus%20F.pdf