食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06600400475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、キノコ中毒について注意喚起
資料日付 2025年9月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は9月25日、キノコ中毒について注意喚起を行った。概要は以下のとおり。
1. 9月に件数が増加
 2025年7月1日以降、キノコの採取及び摂取に関連する約500件の中毒事例がすでに毒物管理センターに報告されている。9月初旬以降、大幅な症例数の増加が観察され、10月にピークが予想されている。
 中毒は主に、食用キノコと毒キノコの混同、キノコの不適切な保存、傷んだキノコの摂取、不十分な加熱、又は大量にキノコを摂取したことが原因である。
2. 混同はよく起こり、危険となり得る
 2024年のデータの分析から、7月1日から12月31日の間に、フランス本土でキノコを摂取した後に症状を呈した1,363人が毒物管理センターに連絡したことが明らかになった。これらの中毒のほとんどは軽度であったが、3.1%は重度であり、死亡は3件、慢性腎不全は3例であった。観察された症状は主に消化器系で、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢であった。
 2024年シーズンにおいて、ジロール(アンズタケ)あるいはアンズタケ属種と、オリーブヒラタケ(Omphalotus olearius)(※訳注: 発光性の毒キノコの一種)の混同は、最も多いものの一つである。オリーブヒラタケは、重篤となりうる消化器障害を引き起こし、脱水症を引き起こすことがある。以前の年と同様に、報告された最も重大な混同事例は、カラカサタケと間違えられることのあるタマゴテングタケ(amanita phalloides)に関連していた。当該キノコは、時に致命的な肝炎の原因である。
3. 中毒回避のための最善の方法とは?
 安全な採取・摂取のために、ANSESは以下を勧告する:
・熟知しているキノコのみを採取すること。毒性が非常に強いキノコの中には、食用キノコに大変よく似ているものがある。
・採取したキノコ(第三者からもらったキノコも含まれる)について、疑わしい場合は薬剤師又はフランス菌学会に確認してもらうこと。その識別に少しでも疑問がある場合は食べないこと。
・採取したキノコを幼い子供に決して食べさせてはならない。
・誤識別のリスクが高いため、スマートフォンの認識アプリを頼ってはならない。
・野生のキノコは、食べる前に必ず20分間以上加熱調理すること。
 当該報告書「フランス本土及びコルシカ島における偶発的キノコ中毒の季節的モニタリングに関する報告書-2024年7月1日~12月31日に毒物管理センターが登録した症例の総括」(42ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.anses.fr/system/files/Toxicovigilance-2025-VIG-0015-RA.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/cueillette-des-champignons-vigilance-face-aux-risques-dintoxications