食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06600280301 |
| タイトル | 論文紹介:「2011年から2024年に欧州において繰り返し発生したトマトに関連するSalmonella Strathconaの複数国にまたがる集団感染に関する知見」 |
| 資料日付 | 2025年10月16日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Eurosurveillance(2025, 30(41):pii=2500224、doi: 10.2807/1560-7917.ES.2025.30.41.2500224)に掲載された論文「2011年から2024年に欧州において繰り返し発生したトマトに関連するSalmonella Strathconaの複数国にまたがる集団感染に関する知見(Insights into recurring multi-country outbreaks of Salmonella Strathcona associated with tomatoes, Europe, 2011 to 2024)、著者V Brait, S Maritschnik(Institute for Infectious Disease Epidemiology, Austrian Agency for Health and Food Safety, オーストリア)ら」の概要は以下のとおり。 2023年に欧州においてSalmonella Strathcona感染症の届出数が増加したことを受け、複数国間での集団感染調査が実施された。本研究の目的は、2011年から2024年の期間中の欧州17か国におけるS. Strathcona感染症の疫学的特徴を記述し、S. Strathcona分離株の遺伝的関連性を調査し、感染源を特定することであった。 症例は、調査対象地域に居住し、2011年から2024年の間にS. Strathcona感染が検査確認された者とした。確定症例(confirmed case)は、コアゲノムMLST(cgMLST)解析で参照集団感染株と7アレル差(allelic difference)以内でクラスターを形成するS. Strathcona分離株の感染者であり、可能性例(possible case)は同8~13アレル差以内の株による感染者とした。疑い症例(probable case)は確定症例との疫学的関連性を有する者とし、非集団感染症例(non-outbreak case)は参照集団感染株とアレル差が13を超える分離株による感染者とした。 2011年以降、662例のS. Strathcona感染症例が確認され、その内訳は確定症例469例、疑い症例161例、可能性例13例、非集団感染症例19例であった。症例の年齢中央値は34歳(IQR:19-58歳)であり、306例(47.5%)が2023年から2024年に届出された。配列解析された分離株の大多数(496株中469株、94.5%)は、時間及び国を超えて高い遺伝的類似性(≦7アレル差)を示し、共通の感染源の存在と整合していた。疫学的調査及びトレースバック調査により、シチリア産のミニトマトが疑わしい感染媒介食品として確認された。 汚染を防止し、今後の症例発生を防ぐためには、汚染源における厳格な管理措置が必要である。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Eurosurveillance(2025, 30(41):pii=2500224) |
| URL | https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2025.30.41.2500224 |