食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06600120149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えTrichoderma reesei DP-Nyj88株由来食品用酵素キモシンの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2025年10月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月15日、遺伝子組換えTrichoderma reesei DP-Nyj88株由来食品用酵素キモシンの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(9月11日採択、PDF版15ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9665)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素キモシン(EC 3.4.23.4)は、遺伝子組換えTrichoderma reesei DP-Nyj88株を用いて、Genencor International BV.により生産される。
 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。
 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞及びそのDNAを含有しない。
 当該食品用酵素は、以下の食品製造工程にて使用されることが意図されている。
 ・ チーズ製造用の乳製品加工工程
 欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大0.013 mg 総有機固形物(TOS)/kg体重と推定された。
 遺伝毒性試験において安全性上の懸念は示されない。全身毒性は、ラットを用いた90日間反復経口投与毒性試験により評価された。EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、試験された最高用量である1,000mg TOS/kg体重/日を無毒性量と特定し、これを推定食事性ばく露量と比較した結果、ばく露マージンは少なくとも76,923と算出された。
 キモシンのアミノ酸配列と既知アレルゲンとの相同性を検索したところ、以下の呼吸器系アレルゲンとの一致が5件、注入アレルゲンとの一致が1件検出された。
1. 呼吸器系アレルゲン
 ・ イノシシ(Sus scrofa)由来ペプシンA(配列同一性65.0%)
 ・ Rhi o 1: Rhizopus oryzae由来アスパルチルエンドペプチダーゼ(配列同一性50.6%)
 ・ Asp f 10: Aspergillus fumigatus由来アスペルギロペプシン(配列同一性35.4%)
 ・ スギ(Cryptomeria japonica)花粉由来アスパラギン酸プロテアーゼ(配列同一性36.2%)
 ・ Bla g 2: チャバネゴキブリ(Blattella germanica)由来(配列同一性36.2%)
2. 注入アレルゲン
 ・ Aed a 11: ネッタイシマカ(Aedes aegypti)由来リソソームアスパラギン酸プロテアーゼ(配列同一性41.8%)
FEZパネルは、当該食品用酵素への食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと見なす。
 提供されたデータに基づき、FEZパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において、安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9665