食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06580030475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、CLP規則の枠内で1,3,3-tetramethylbutyl peroxyneodecanoate(1,1,3,3-テトラメチルブチル=ペルオキシネオデカノエート)を生殖毒性-区分1Bに分類する同庁の提案について情報を提供
資料日付 2025年9月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は9月8日、CLP規則の枠内で1,3,3-tetramethylbutyl peroxyneodecanoate(1,1,3,3-テトラメチルブチル=ペルオキシネオデカノエート)を生殖毒性-区分1Bに分類する同庁の提案について情報を提供した。概要は以下のとおり。
 ANSESは、プラスチック及びゴム産業で使用される1,1,3,3-tetramethylbutyl peroxyneodecanoateを、CLP規則(化学物質及び混合物の分類、表示、包装に関する規則)の枠内で、区分1B生殖毒性の物質として分類することを提案している。ANSESは当庁の評価作業の結果、当該物質は生殖能力を損なう可能性があり、胎児を害しうると結論を下した。この科学的ドシエは、意見や補足情報を収集するために、9月1日から欧州化学品庁(ECHA)のウェブサイトで公開協議に付されている。
 1,1,3,3-tetramethylbutyl peroxyneodecanoateは、主にゴムやプラスチックの製品の配合、再生又は製造のための重合プロセスで使用される。
・性機能、生殖能力、胎児の発育への有害影響
 ラットを用いた複数の研究において、精子の量と質に及ぼす重大な影響が認められた。これらの影響は、交配や生殖を含む機能研究で明らかにされた、生殖能力の大幅な低下をもたらす。
 影響の重大性、それらの一致、及びヒトへの関連性の見地から、性機能及び生殖能力に対する毒性について区分1Bへの分類が提案されている。
 さらに、子宮内、次いで授乳期に1,1,3,3-tetramethylbutyl peroxyneodecanoateにばく露された雄の子ラットにおいて聴覚反射の低下が認められ、中枢神経系の発達障害が示唆された。神経発達毒性の他の徴候がないことから、発達毒性については区分2が提案される。
 したがってANSESは、1,1,3,3-tetramethylbutyl peroxyneodecanoateをCLP規制の枠内で以下のように分類・表示することを提案する:
・生殖毒性-区分1B(H360Fd: 生殖能力を損なう可能性がある。胎児を害しうる)
 この分類案が欧州レベルで承認されれば、1,1,3,3-tetramethylbutyl peroxyneodecanoateは、その生殖毒性作用によりCMR(発がん性、変異原性、生殖毒性)物質と認定されることになる。
 1,1,3,3-tetramethylbutyl peroxyneodecanoateの調和された分類案は10月31日まで、ECHAのウェブサイトで公開協議に付されている。
 この協議段階の後、ANSESは寄せられた意見に回答する。当初の提案、意見ならびにANSESによる回答は、ECHAのリスク評価委員会(RAC)に提出され、同委員会はその後、1,1,3,3-tetramethylbutyl peroxyneodecanoateの分類に関する意見を表明する予定である。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/classer-le-tetramethylbutyl-peroxyneodecanoate