食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06570570149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品及び飼料チェーンにおけるナノマテリアル及び微粒子/ナノ粒子を含むマテリアルのリスク評価に関するワークショップについてイベント報告書を公表 |
資料日付 | 2025年8月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月22日、食品及び飼料チェーンにおけるナノマテリアル及び微粒子/ナノ粒子を含むマテリアルのリスク評価に関するワークショップについてイベント報告書(8月13日承認、PDF版21ページ、 https://doi.org/10.2903/sp.efsa.2025.EN-9625)を公表した。概要は以下のとおり。 本ワークショップは、食品及び飼料チェーンにおけるナノマテリアル及び微粒子/ナノ粒子のリスク評価に関するEFSAのガイダンスの更新を目的としたエンゲージメント計画のマイルストーンとなった。2021年公表のEFSAガイダンス文書の実施において特定された課題を踏まえ、本イベントでは主な科学的側面の議論、科学的及び規制的枠組みにわたる調和の強化、多様なステークホルダー間の意見交換の場を提供した。50人以上の対面参加者と250人以上のオンライン参加者を迎えた本イベントは、2つのセッションで構成された。セッション1では、欧州連合(EU)機関や国際機関からの知見を含む既存の枠組みの概要を提供し、科学的進歩を反映した整合性とガイダンス更新の必要性を強調した。セッション2では、物理化学的特性評価、毒性学的試験、リスク評価の方法論等の技術的側面に関する議論を円滑に進めた。主な議題には、新たなアプローチ方法論(NAMs)の統合、サンプル調製における課題への対応、過去のデータの受容が含まれた。連携の重要性を強調し、本ワークショップでは、業界のコンプライアンスと効果的なリスク評価を確実に実現するため、柔軟でありながら状況に適応したアプローチを求めた。本イベントの総括として、EFSAは、規制プロセスを強化するための連携促進に取り組みつつ、科学的進歩とステークホルダーのフィードバックに沿うようにガイダンスを精緻化することを約束した。今後のステップとしては、リスク評価プロセス全体における効果的なナノスケール評価を支援するため、国際的な連携の優先化及びステークホルダーとの情報交換チャネルの促進が挙げられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-9625 |