食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06551290398 |
タイトル | フランス農業・食料主権省、食品総局(DGAL)が実施するフードチェーンのサーベイランス・管理計画(PSPC)の結果(2023年)を公表 (前半1/2) |
資料日付 | 2025年8月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス農業・食料主権省は8月4日、食品総局(DGAL)が実施するフードチェーンのサーベイランス・管理計画(PSPC)の結果(2023年)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 概要 DGALは毎年、フードチェーンの衛生安全確保を目的とする国家管理システムの枠内で、サーベイランス・管理計画(PSPC)という公式システムの実施を監督し、統括している。この監督は、他の関連省庁と連携して行われる。 PSPCシステムは、フードチェーン全体を通して、一次生産物(動物及び植物)、動物・植物由来食品、飼料の化学的、生物学的又は物理的汚染のサーベイランス及び管理を目的とする。 本システムの全ての計画は、欧州規則に従って、また国内のリスク分析に応じて、所定の検体採取計画どおりに行われる公式管理に基づいている。 2. フードチェーン全体を対象とする統合された管理範囲 2023年の「食品衛生のための統一警察(Police sanitaire unique de l’alimentation)」体制の構築により、DGALのPSPCシステムの管理範囲が拡張した。 実際、食品安全の改革は、食品衛生のための統一警察体制を創設し、フードチェーン全体をリスクの分析に組み入れ、最終的には、本システムの計画に組み入れる機会となる。 したがって、PSPCは「農場から食卓まで」の原則に基づき、一次生産から国内市場投入に至るまで、フードチェーン全体をカバーする。輸入食品が欧州の要件に適合しているかを確認するために、欧州の国境である国境検問所でも検体採取が行われている。 本システムは以下のサーベイランスを行う。 ・化学汚染物質: 微量金属元素(カドミウム等)、有機汚染物質(ダイオキシン、PFAS等)、動物用医薬品の残留物(抗生物質等)、禁止物質(クロラムフェニコール(Chloramphenicol)等)、認可又は禁止されている農薬の残留物、添加物及び香料の存在 ・生物学的汚染物質: 細菌(サルモネラ属菌等)、ウイルス(E型肝炎ウイルス等)、毒素(フィコトキシン等)、寄生虫(アニサキス科幼虫(Anisakidae)等) ・物理的汚染物質: 放射性核種、及び電離放射線で処理された食品 ・認可されていない遺伝子組換え生物(GMO) これらの汚染物質は、短期的な影響(サルモネラ属菌による食中毒等)や、長期的な影響(がんや内分泌疾患を引き起こす可能性のある慢性毒性)を伴う、消費者の健康に対する有害影響を及ぼすことが判明している又は疑われている。 3. 三つの目的と補完的に機能する異なる戦略(略) 4. 結果が不適合の場合はどうなるのか?(略) 5. 結果はどのように活用されるのか?(略) 6. 2023年の主な結果 2023年の特徴は、食品衛生のための統一警察体制の段階的な実施であり、DGALの総括の対象は主としてDGALが着手した計画であった(当該改革の一環として移管された検体採取計画は対象外)。2023年には、規制上の分析と全国のリスク分析に基づく計画に従い、合計で28の計画が実施された(2023年中にフランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から移管された10の計画を含む)。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06551291398) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス農業・食料省 |
情報源(報道) | フランス農業・食料省 |
URL | https://agriculture.gouv.fr/plans-de-surveillance-et-de-controle |