食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06551120149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Escherichia coli CCTCC M 20231961株により生産されるL-アルギニン)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年8月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月6日、全動物種に使用する飼料添加物(Escherichia coli CCTCC M 20231961株により生産されるL-アルギニン)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(7月21日採択、PDF版10ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9609)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、全ての動物種及びカテゴリーにおける栄養飼料添加物(nutritional feed additive)としての遺伝子組換えEscherichia coli CCTCC M 20231961株により生産されるL-アルギニンの安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、産生株E. coli CCTCC M 20231961株は安全性上の懸念を提起しないと結論した。最終製品において、産生株の生細胞又はDNAは検出されなかった。従って、FEEDAPパネルは、産生株に関する安全性上の懸念はないと結論した。E. coli CCTCC M 20231961株を用いた発酵により生産されるL-アルギニンを、対象動物種の栄養ニーズに応じて適切な量で飼料に添加する場合、対象動物種に対して安全である。FEEDAPパネルは、L-アルギニンを飲用水に使用することについて懸念を表明している(※訳注: 飲用水経由のアミノ酸の使用に関連する栄養バランスの不均衡や衛生上のリスクのため)。E. coli CCTCC M 20231961株を用いた発酵により生産されるL-アルギニンを動物栄養に使用することは、消費者及び環境に対して安全であると判断される。E. coli CCTCC M 20231961株を用いた発酵により生産されるL-アルギニンからなる当該飼料添加物は、全ての非反すう動物種におけるアミノ酸L-アルギニンの有効な供給源であると判断される。反すう動物においても非反すう動物種と同様に有効となるためには、第一胃における分解から保護される必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9609 |