食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06551110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全ての豚及び成長期の家きん種に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii CGMCC 7.370株により生産される6-フィターゼからなる(VTR-フィターゼ))の有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2025年8月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月6日、全ての豚及び成長期の家きん種に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii CGMCC 7.370株により生産される6-フィターゼからなる(VTR-フィターゼ))の有効性に関する科学的意見書(6月26日採択、PDF版8ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9556)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、全ての豚及び成長期の家きん種の飼料添加物としてのKomagataella phaffii CGMCC 7.370株により生産される6-フィターゼ(VTR-フィターゼ)の有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。当該添加物は、液体及び粉末の2種類の製剤で商品化される予定である。以前の意見書において、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、当該添加物が対象動物種、消費者及び環境に対して安全であると結論した。FEEDAPパネルは、当該VTR-フィターゼが採卵用鶏において、フィターゼ1000 U(※訳注)/kg完全飼料で有効である可能性があると結論し、この結論は全ての採卵用及び繁殖用家きんに拡大された。しかしながら、十分なデータが不足しているため、同パネルは肥育用家きん又は採卵用/繁殖用に飼養される家きん、及び全ての豚種における有効性について結論する立場になかった。申請者は、それらの対象動物種における当該添加物の有効性を支持する新たな試験結果を提供した。以前の申請及び今回の申請で提供されたデータに基づき、同パネルは、当該添加物が、肥育用及び採卵用/繁殖用に飼養される全ての家きん、並びに繁殖用豚種における畜産添加物としてフィターゼ500 U/kg完全飼料で有効である可能性があり、肥育用及び繁殖用に飼養される全ての豚種においてフィターゼ750 U/kg完全飼料で有効である可能性があると結論した。
(※訳注) 酵素活性は単位(U)で表され、1単位は、37℃及びpH 5.50の条件下で、5.0 mmol/Lのフィチン酸ナトリウム溶液から1分間に1 μmolの無機リンを放出するために必要な酵素の量として定義される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9556