食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06551090149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum KCCM 80389株により生産されるL-ヒスチジン及び L-ヒスチジン一塩酸塩一水和物)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年7月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月30日、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum KCCM 80389株により生産されるL-ヒスチジン及び L-ヒスチジン一塩酸塩一水和物)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(6月24日採択、PDF版12ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9535)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、全ての動物種及びカテゴリーの栄養飼料添加物(nutritional feed additives)及び官能的飼料添加物(sensory feed additives)としての遺伝子組換えCorynebacterium glutamicum KCCM 80389株により生産されるL-ヒスチジン及びL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。C. glutamicum KCCM 80389株を用いた発酵により生産されるL-ヒスチジン及びL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物は、産生株の遺伝子組換えに関する安全性上の懸念を提起しない。最終製品中に産生株の生細胞又はDNAは検出されなかった。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、C. glutamicum KCCM 80389株により生産されるL-ヒスチジン及びL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物を、動物種の栄養要求に応じて適切な量で飼料に添加する場合、対象動物種に対して安全性上の懸念はないと結論した。FEEDAPパネルは、L-ヒスチジン及びL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物を飲用水に使用することについて懸念を表明している(※訳注: 飲用水経由のアミノ酸の使用に関連する栄養バランスの不均衡や衛生上のリスクのため)。FEEDAPパネルは、C. glutamicum KCCM 80389株を用いた発酵により生産されるL-ヒスチジン及びL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物を動物栄養に用いることは、当該添加物を摂取した動物由来の製品の消費者及び環境に対して安全であると結論した。これらの添加物は、全ての非反すう動物種においてアミノ酸L-ヒスチジンの有効な供給源であると判断される。反すう動物においても非反すう動物と同様に有効となるためには、第一胃における分解から保護される必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9535 |