食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06550910149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えワタT304‐40の認可更新の評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年7月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月22日、規則(EC) No 1829/2003に基づく、遺伝子組換えワタT304‐40の認可更新の評価に関する科学的意見書を公表した(ドシエGMFF-2024-23010、6月30日採択、PDF版10ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9580)。概要は以下のとおり。 《背景》 遺伝子組換え食品及び飼料に関する規則(EC) No 1829/2003に基づき、BASF Agricultural Solutions Seed US LLCからドシエGMFF-2024-23010が提出されたことを受け、EFSAの遺伝子組換え生物に関するパネル(GMOパネル)は、害虫抵抗性及び除草剤耐性遺伝子組換えワタT304‐40の認可更新申請の文脈において提出されたデータに関し、科学的リスク評価の実施を要請された。更新申請ドシエGMFF-2024-23010の対象範囲は、欧州連合(EU)域内におけるワタT304‐40の食品用・飼料用としての市場投入の更新であり、EU域内における栽培は対象外である。 《データ及び方法論》 GMOパネルは、科学的意見を表明するにあたり、以下を検討している。 ・ ドシエGMFF-2024-23010 ・ 申請者提供の追加情報 ・ EU加盟国提出の科学的コメント ・ 関連する科学文献 更新申請ドシエGMFF-2024-23010の文脈において受領されたデータには、以下が含まれる。 ・ 市販後環境モニタリング報告書 ・ スコーピングレビューにより取得された文献の評価 ・ 新たに追加された研究に対して申請者あるいは代理人が実施した検索結果 ・ 最新のバイオインフォマティクス解析 《評価》 GMOパネルは、認可期間中に特定され、当初の申請の文脈においては評価されていない、新たな潜在的ハザード、変更されたばく露、新たな科学的不確実性について、上記のデータを評価した。 《結論》 更新が検討されているワタT304‐40イベントのDNA配列が、当初評価されたイベントのDNA配列と同一であるという仮定の下、GMOパネルは、更新申請ドシエGMFF-2024-23010には、ワタT304‐40に関する当初のリスク評価の結論(2013年)を変更し得る、新たなハザード、変更されたばく露、科学的不確実性を示すエビデンスは含まれないと結論する。 (補足) ワタT304‐40(Unique Identifier BCS-GHOO4-7)は、Cry1Abタンパク質及びホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼ(PAT)タンパク質を発現するよう遺伝子組換えされている。Cry1Abは、Bacillus thuringiensis berliner 1715株由来の殺虫性タンパク質である。PATは、Streptomyces hygroscopicus由来bar遺伝子にコードされており、グルホシネートアンモニウム系除草剤耐性を付与する。 https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3251 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9580 |