食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06540900149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、EFSAに届出された食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された微生物学的因子(microbiological agent)のリストの更新22:2025年3月までにEFSAに届出された分類単位の適格性」と題するステートメントを公表 |
資料日付 | 2025年7月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月7日、EFSAに届出された食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された微生物学的因子(microbiological agent)のリストの更新22:2025年3月までにEFSAに届出された分類単位の適格性」と題するステートメント(34ページ、2025年6月4日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2025.9510)を公表した。概要は以下のとおり。 安全性適格推定(Qualified Presumption of Safety: QPS)プロセスは、食品又は飼料チェーンで使用される微生物の安全性を評価するために開発された。 当該ステートメントの対象期間において、過去に推薦されたQPSの分類単位(TU: Taxonomic Unit)のステータスを変更する必要がある新たな情報は見つからなかった。当該QPSリストは、名称の正確性とシノニムの完全性を検証するために更新された。 2024年10月から2025年3月までの期間にEFSAに届出された47件(飼料添加物として25件、食品用酵素又は食品添加物として7件、新食品として6件、植物保護製品として8件、食品接触材料として1件)の微生物のうち、41件は評価されなかった。評価されなかったものには、11件の糸状菌、4件の大腸菌、1件のStreptomyces属菌(これらはすべてQPS評価の対象外)が含まれ、また25件は既にQPSリストに記載されていた。残りの6件の届出のうち2件はBacillus thuringiensis及びEnsifer adhaerensであり、過去に評価されていた。それ以外の4件についてQPSステータスの可能性が評価された。 Bacillus sonorensisは、「バシトラシン産生能の不在」及び「毒素産生活性の不在」という条件でQPSリストへ推薦された。Vibrio natriegensもまた「生産目的に限る」という条件で推薦された。Corynebacterium stationisは、食品及び飼料チェーンにおける存在に関する知識体系が限られ、ヒト及び動物の健康に関連する安全性の懸念の可能性のため推薦されなかった。Papilotrema terrestrisは、知識体系が限られるため推薦されなかった。さらに、Lactobacillus paragasseri(以前はL. gasseriに含まれていた)は、QPSリストに推薦された。 当該QPSアプローチはまた、遺伝子改変により懸念される遺伝子が除去され、QPSの条件が満たされる場合には、適用され得る。活性成分(生細胞)として使用されるQPSステータスを有する酵母について、それらが生産株又はバイオマス(非生細胞)として使用される場合には、「生産目的に限る」との条件が追加された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9510 |