食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06540200149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えAspergillus niger TOL株由来の食品用酵素β-ガラクトシダーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年7月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月10日、遺伝子組換えAspergillus niger TOL株由来の食品用酵素β-ガラクトシダーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書(6月26日採択、PDF版9ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9559)を公表した。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素β-ガラクトシダーゼ(β-D-ガラクトシドガラクトヒドロラーゼ、EC 3.2.1.23)は、遺伝子組換えAspergillus niger TOL株を用いて、DSM Food Specialties B.V.により生産される。当該食品用酵素の安全性評価は実施済みであり、EFSAは、当該食品用酵素を1種の食品製造工程にて使用する場合、安全性上の懸念は提起されないと結論した。その後、申請者は新たに2種の工程を追加する用途拡張を要請した。本評価において、EFSAは、以下の3種の食品製造工程における使用に対し、当該食品用酵素の安全性評価を更新する。 ・乳糖低減乳製品製造用の乳製品の加工工程 ・発酵乳製品製造用の乳製品の加工工程(新規追加) ・オリゴ糖製造用の糖類の加工工程(新規追加) 欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大3.144 mg総有機固形物(TOS)/kg体重と推定された。 前回報告された無毒性量(試験された最高用量である1038 mg TOS/kg体重/日)と上記食事性ばく露を組み合わせ、EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、少なくとも330のばく露マージンを導出した。 新たなデータ、改定されたばく露量推定、及び前回の評価に基づき、FEZパネルは、当該食品用酵素は、改定された意図される使用条件下において、安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9559 |